マンガ盛

漫画の感想、おすすめのおもしろい漫画紹介など。単行本派です。

【感想】「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」24巻(特別編)ーファン感涙のサイドエピソード

      2016/01/20

gudam-orizin-24

安彦良和氏描く「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」。本編は23巻で完結していますが、この24巻はガイドブック収録の作品や終了後に書き下ろされた作品を一冊にまとめた特別編です。

あらすじ

宇宙世紀0083年。地球連邦軍を除隊したカイ・シデンは、かつてのホワイトベースクルー、ミライ・ヤシマのたっての頼みにより、貴族の館「バーリー・ハウス」にて新しい人生を歩んでいるアルテイシア・ソム・ダイクンことセイラ・マスと再開するー。(「アルテイシア0083」)

他、サイド7襲撃前のコロニーとムサイの内情を描いた「その前夜」、キャスバル出生時のサイド3を舞台とした「キャスバル0057」、戦後のアムロ・フラウ・ハヤト達の再会をコミカルに描く「アムロ0082」の計4編を収録。

感想

正直に書くと、私はとても楽しめて感動した(後述)作品集でしたが、苦手な人もいるのでは。ややおちゃらけた部分があるので、そこを受け入れられるかどうか、がこの作品の評価に繋がると思います。

イチオシは「アルテイシア0083」。初代ガンダムファンの永遠のヒロイン・セイラ様の見目麗しい姿ふたたび(笑)、ももちろんありますが、注目はファーストガンダムファンならば必ずモヤモヤしたであろう、ある出来事が回収されているところ。

本作収録の安彦氏インタビューによると、1stガンダムには「放ってはおけない問題」がいくつかあるとのこと。私もそれがずっとひっかかっていましたが、それが35年の時を経ておもいがけず解消。感動しました。このような出会いがあるというのが、長い歴史を持ち、今なお人気のあるガンダムならではなのでしょう。

「アムロ0082」はアムロ、そして結婚前のフラウとハヤトを描いた一作。まさかの「あの人」も登場するコメディー色多めの作品ですが、ハヤトの漢っぷりに泣いた。サイド3で若きザビ家の面々が活躍?する「キャスバル0057」も必見です。「THE ORIGIN」を読んだ人、そして読んでいない人にもオススメしたい一冊です。

 - SF

広告1

広告1

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

機動戦士ガンダム サンダーボルト 2巻
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」2巻―ガンダムを待ち構える「最強のザク」

太田垣康男「機動戦士ガンダム サンダーボルト」2巻を読みました。カバーでザク・マ …

太田垣康男「機動戦士ガンダム サンダーボルト」1巻
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」1巻ー太田垣康男えがく、新たな宇宙世紀

「MOON LIGHT MILE」の作者である太田垣康男氏の描く新ガンダム「機動 …

岡崎二郎「大平面の小さな罪」
【感想】「大平面の小さな罪」ー平面を操る力が引き起こす犯罪とは?

「アフター0」などのSF作品でおなじみ、岡崎二郎氏の「大平面の小さな罪」を読みま …

【感想】「外天楼」-展開の読めない短編集。

「それでも町は廻っている(それ町)」で有名な石黒正数氏の短編集・「外天楼(げてん …