強化拡張パック「新たなる試練の向こう」発売(4/21)と同時に『30枚デッキ対戦セット「サトシVSロケット団」』が発売されます。
サン&ムーン環境ではスターターセットという60枚デッキが序盤より発売されたので、もう30枚デッキは出ないんだろうな、と思っていたところにまさかの投入。しかも30デッキを二つ収録しているのですぐに対戦できる形式。
筆者もポケカデビューはBW「はじめてセット」収録の30枚デッキによる家庭内対戦でした。手軽に遊べる30枚デッキはポケカはじめに最適です。
収録内容
それでは30枚デッキ対戦セット「サトシVSロケット団」の収録内容を見てみます。公式サイトに掲載の商品画像から見ると、
- 30枚デッキ×2
- ポケモンコイン×1
- 紙製ダメカンシート
- GXマーカー×2
- プレイマット
- 遊び方説明書
- プレイヤーズガイド
が収録されているようです。
ポケモンコインはシルバーのロトム図鑑。プレイマットはサトシ+ピカチュウとロケット団が対峙する構図。GXマーカーが二つ付いているのは嬉しいですね。
注目カード
サトシのピカチュウGX
- たね
- 雷タイプ
- HP170
- 逃げエネ:1
- 弱点:闘
- 抵抗力:鋼
でんこうせっか(20ダメージ+):
雷1エネ。
コインを1回投げ表なら、20ダメージ追加。
エレキボール(100ダメージ):
雷雷無。
効果なし。
10まんボルトGX(200ダメージ):
雷雷雷。
このポケモンに付いているエネルギーをすべてトラッシュする。
以上が「サトシのピカチュウGX」のスペック。まあまあ実用的なのではないでしょうか?60枚デッキに組み込んでも普通に活躍できそうです。特性「マグネサーキット」を持つジバコイルと組み合わせると雷エネ3つも容易に付くのでは。
ロケット団のミミッキュGX
- たね
- 超タイプ
- HP170
- 逃げエネ:1
- 弱点:悪
- 抵抗力:闘
つぶやく(20ダメージ):
超1エネ。
効果なし。
ゴーストクロー(90ダメージ+):
超超無。
コインを1回投げオモテなら、30ダメージ追加。
ばけのかわGX(100ダメージ):
超超超。
次の相手の番、このポケモンはワザのダメージや効果を受けない。
ノーマルのミミッキュはSM2L・プロモとも弱点・抵抗力無しでしたが、ロケット団のミミッキュGXは闘抵抗・悪弱点です。
ワザ「ゴーストクロ―」はスタジアム「次元の谷」の恩恵を受けられる超タイプなので、2エネで90+30ダメージを与えることも可能。
GXワザ「ばけのかわGX」は同じく超タイプのドヒドイデGX「ドシェルターGX」と全く同じ効果。ダメージはミミッキュの方が50少ないですが、たねと1進化という違いはあれ120ダメージぐらいは欲しかったところ。
ロケット団のミミッキュGXもサトシのピカチュウGXと同じく、普通に60枚デッキで使えそうな感じ。特に積極的に採用したいというほどのスペックではありませんが、超弱点の「エーフィGX」には強く出れるでしょう。
ソーナンス
- たね
- 超タイプ
- HP110
- 逃げエネ:2
- 弱点:超
- 抵抗力:なし
パーティアタック(30ダメージ×):
超無。
自分の場のポケモンの数ぶんコインを投げ、オモテの数×30ダメージ。
ソーナンスと言えば特性「がまんのかべ」を持つタイプが今でも現役ですすが、こちらのソーナンスも結構おもしろいですね。「次元の谷」でベンチポケモンが5体いれば、超エネ1つで期待値60~90ダメージを与えることができます。これも実用的なカード。
まとめ
以上、『30枚デッキ対戦セット「サトシVSロケット団」』のご紹介でした。ハーフデッキということで入門用でありつつも、60枚デッキへの反映も考えた絶妙なバランスになっているのではないでしょうか。やっぱりキテルグマも入るのかな?
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