えー、軽い気持ちで書くので軽い気持ちで読んでください。ただのコラムです。
カードゲームからイカサマは無くなるのか、という話と、多分、無くならないだろうな、という話。
ネットでポケカのあれこれを見ていると、時折イカサマに遭った、もしくはイカサマっぽい出来事があった、という話を見かけます。
筆者自身はイカサマはしたことがありません(当たり前だ)。またイカサマをされたこともありません。気づいてないだけかもしれませんが…。
親子プレイヤーが多いということもあるのでしょう、ポケカはマナーの良いプレイヤーが多いと感じていますが、それだけにイカサマの話題を聞くと、とても残念な気持ちになります。
イカサマってどんなもの?
イカサマとは、ゾロアークBREAKのワザで相手のワザをコピれる…というお約束のボケは置いといて。
よく耳にするイカサマは、
- 積み込み
- マーキング
- エネルギーの付け替え
- トラッシュからキーカードを拾う
なんてものでしょうか。特に勝負を決める段階で、トラッシュからバトルサーチャーやダブル無色エネルギーをサッと手札に加えた、というパターンはありがちです。
他にもいろいろあるでしょうが、具体的に書きすぎるのは憚られるのでこの辺で。
イカサマは無くなるか?
さて、肝心の「イカサマ」は無くなるか?という問題。
個人的には無くならないだろうな、と考えています。
イカサマをやる人には、大きく2パターンある、と考えられます。
- 土壇場で魔が差してやっちゃう人
- イカサマもテクニックの1つだと考えている人
前者はまだいいんですよ(ダメだけど)。やってしまった後に待っているのは後悔ですし。
アカンのは後者。「イカサマも『ゲーム』という大きなくくりに内包されているもの」と考えている人。
普通のプレイヤーはルールに則ってプレイしているわけですが、イカサマプレイヤーはそれとはまた違うルールでプレイしている、とも言えます。
そこには大きな隔たりがあって、決して噛み合うことはない。
その人に「イカサマはダメだよ」って伝えても、「なんで?」と帰ってくるだけでしょう。ちょっと大雑把な物言いですが。
自己防衛大事
さて、ここからが本論。筆者はイカサマは無くならない、と考えています。
もちろん無くなった方がいいに決まっていますが、今回言いたいのは、現実的な対応の話。
それは対戦中、イカサマに備えて自己防衛しましょうね、ということ。
別に相手がみなイカサマをする、って疑ってかかるわけではなく、単純なミスも含めて、相手の動きに注意を払いましょう、というぐらいの話。
ポケカは基本的に自分のターンと相手のターンが分かれているゲームです。
相手のターンの時はわかりやすいのですが、気を付けたいのは自分のターン。自分の動きで頭がいっぱいになっていると、相手も出来心を起こしてしまうかも。
できる限りではありますが、例えばポケモンがどんな状態であるか、とか、手札が何枚か、とか、相手の状況を把握して、不利な状況に陥らないようにしたいものです。
イカサマをしそうになったら
さて「ついで」と言っちゃあなんですが、ちょっと目線を変えて、「自分がイカサマをしそうになったら」という話。
本記事作成現在、ポケモンカードゲームでは「ゼクロムGX」のSRとHRという、限定レアカードの争奪戦が各地で行われています。
ゲットしたらン万円!かどうかはさておき、そんなレアカードを手に入れるか、または大会で上位入賞するかどうかの瀬戸際で、ひょっとしたら「あのカードがあれば勝てるのに…!」という状況になったとしましょう。
そんな時、悪魔はあなたの耳にささやきます。
「イカサマしちゃえよ…!」
でも、そこで自制して、なんとか踏ん張ってください。
今は動画・SNSが発達している時代。やってしまったことは瞬時に広がり、あなたの今後の人生に大きな影響を及ぼすかもしれません。
たかがカードゲーム。されどカードゲーム。
どちらの立場を取るのかは、人それぞれです。しかしやろうとしていることが、後々どのような影響を及ぼすのか?ということに、思いを巡らせておくに越したことはありません。
道義的な話じゃなくってスンマセン。
イカサマを疑われないために
最後、さらについでの話。イカサマを疑われないためのプレイングについて、個人的にしていること。
1つは、カードをドローする時に、相手に何枚取ったかを見せる。
例えばプラターヌ博士を使ったならば、山札から1枚ずつ取り、相手に「7枚です」と宣言する。
例えば手札を山札に戻し、サイドの枚数分引く動作をするならば、サイドを確認して「◯枚引きます」と宣言したのち、その枚数を引く。
もう1つは、相手のターン中は、極力手を動かさないようにすること。
手札は縦向きの山札・サイドと混ざらないように、横向きに伏せて場に置く。
トラッシュや山札の枚数を確認したい時は、「さわります」と相手に宣言してからさわる。
「自分は不正をしないんだよ」という姿勢を相手に見せ、信頼関係を作るのが大事。そう、ゲームは信頼関係の上に成り立っているもの、なのです。
まとめ
以上、カードゲームのイカサマの話でした。
カードゲームは相手がいてはじめて成り立つ、ということを意識して遊びたいものです。
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