筆者の息子は小学6年生。新学年になってから薄々感じていたのですが、どうもポケモンカードへの情熱が感じられません。
7月頃にとうとうあの言葉を口にしてしまいました。
「ポケカ、引退するわ」
うん、とうちゃんも何となくそんな気してたよ…。
もともとそこまでガチに上を目指していたわけではない息子。中学生ぐらいになったら多分しないだろうと自分でも予想?していたそうです。
っていうかスプラにはまり過ぎなだけなんですけどね!今はとにかく友達とゲームその他で遊ぶのが楽しいのだとか。まあ友達と遊ぶのはいいことです。
残されたオヤジは…
というわけで完全引退をしてしまった息子。残されたのはそこそこやる気のあるオヤジだけ。
これ、何がツライって、息子に「(練習で)ポケカやろうぜ!」って声かけても「イヤ」って即答なんですよ(泣)。まあポケカはあくまでも趣味の一環であって決して強制するものではありません。ここはオヤジが我慢するしかない。
となると、こっちもモチベーションが下がってくるんですね。どうしても一人回ししかできないので、新しいデッキを作る気も起きません。
またポケモンカードジムへも足が向かない。振り返ってみると、息子と二人でポケモンカードをしに出かける、というのは一つの親子イベントなんですね。共通の趣味を父と子で楽しむことのできた、とても貴重な時間でした…。
だからオヤジ単でポケモンカードジムへ行く、というのはまた別の動機づけが必要なわけで。ただ単に「二人が一人になっただけ」ということではないんです。少なくとも筆者の中では。
オヤジも引退?
そんなこんなでどうにもポケカ熱が上がらない。興味を失ったわけではないのですが、この先一人でポケモンカード続けていくのかな?と考えるとはっきりした答えが出ません。
「ここらが潮時かも…」なんて考えもよぎり、いよいよ引退を決意する一歩手前。妻に「俺もポケカやめようかな」と話したら…。
「お父さんは続けたら?」
ですって。
何でもポケカをやってる時の筆者がすごく楽しそうなんだそうです。またポケカを通じてせっかく友達もできたのにもったいない、とのこと。
そんな風に見てたのねw。夫がポケカをやることを心良く思わない奥さんもいるだろう中、実に変わった考え方をする人です(笑)。
というようなありがたい?お言葉をいただけたので、筆者はもう少しポケモンカードを続けることにします。これからは一人で行動するので以前とは少し違った形になるかもしれませんが、出来る限りの範囲で楽しんでいくつもりです。
まとめ
というわけで「子どもがポケモンカード引退!その時オヤジに起こったこと」でした。
ポケモンカードって他のカードゲームとくらべて、親子プレイヤーの数が圧倒的に多い、稀有なTCG。筆者も「はじめてセット」をねだられ、息子の相手をする内にポケカの世界に入っていきました。
でも子どもプレイヤーは、小学校高学年~中学に入るまでに引退をする傾向があるように感じますね。
そして後にはオヤジだけが残るという(笑)。
今、親子でポケモンカードを楽しんでいるお父さん・お母さんも、ひょっとしたらそのうち同じような道をたどられるかもしれません。
でもそんな時は子どもの決めたこと、進む道を応援してあげてください。
さびしいけど、新しいステップに進むのは何だかんだいって子どもが成長しているということ。悲しむ必要はありません。
筆者は自分の父親と同じ趣味を持っていたことはありません。それを考えると数年の間、親子で共通の楽しみがあったということは本当に幸せなことです。
息子くん、今までありがとう。そして最後に一つだけ言わせてください。
俺をこの世界に引きずり込んどいて先に辞めんなよ。
おあとがよろしいようで。。
コメント
まったくもって他人事ではない記事、ありがとうございます。
うちは息子が5年生。他に興味のあるものが増えてきたことでポケカ熱はかなり冷めてきています。今月に入ってプロモカードの新弾が出たのでジムバトルには週一で通っていますが・・・自宅での練習はまったくしません。
私も「そんな日」を覚悟しています。まさに「俺をこの世界に引きずり込んでおいて・・・」なわけですが。
あと一年かな、と思っています。
しかし、ポケカに関する記事は続けてもらえそうでホッとしました。
これからも興味深い記事を期待しています。
ハルキングさん、コメントありがとうございます!
小学校も高学年になってくると自我が強くなってくると同時に、いろいろな楽しみが見えてくるんでしょうね。それでもハルキングさんはまだ一緒にジムバトルに行けているようでうらやましいです。あ、一人だともらえるプロモが少なくなることに気づいてしまった…。
私もガチ方面からは少し遠くなりそうですが、楽しみの一つとしてもう少しポケカを続けてみたいと思っています。お互い楽しんでいきましょう!