2017年9月15日発売のポケモンカード拡張パック新弾「超次元の暴獣」「覚醒の勇者」が発売されます。今回「超次元の暴獣」の方に新・特殊エネルギー「カウンターエネルギー」が収録されますが、このエネルギーがなかなかおもしろそう。
というわけで本記事ではカウンターエネルギーをどのように活かすか?を考えてみます。
カウンターエネルギーとは?
拡張パック「超次元の暴獣」より、カウンターエネルギーを紹介! サイドの枚数が相手よりも少ない時に効果を発揮、逆転を狙う1枚! pic.twitter.com/oLAgDVAwXs
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2017年9月9日
ポケモンカード公式ツイッターよりカウンターエネルギーのカード内容をチェック。
テキストは
「このカードは無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。このカードは自分のポケモン(「ポケモンGX・EX」をのぞく)についているとき、自分のサイドの残り枚数が相手のサイドの残り枚数より多いなら、全てのタイプのエネルギー2個ぶんとしてはたらく。」
です。ポイントは
- ポケモンEX・GXにもつけられる。その時は無色エネ1つ分のはたらき
- サイド差がない、または相手の方が多い場合は無色エネ1つ分のはたらき
- 自分の残りサイドが相手より多い場合は、全てのタイプのエネ2つ分になる
といったところ。つまりノーマルポケモン(非EX・非GX)の強化に役立ちます。またEX・GXの少ないノーマルポケモン主体のデッキはポケモンが倒されやすい=サイドが取られやすいため、このカウンターエネルギーが活躍する土壌が充分にあります。
カウンターエネルギーがハマるワザエネは?
カウンターエネルギーの効果がぴったりハマるワザを考えてみます。以下、無色エネルギーを「無」と表現します。
まずは「草無」「草草」のように「基本エネ+エネもう一つ」が要求されるワザ。ありませんか?ノーマルポケモンでおもしろそうなワザを持っているけど、エネ2つ貼るまでに倒されちゃうよね、っていうパターン。そんなポケモンでもカウンターエネルギーなら1枚貼るだけで即ワザが起動できます。
もう一つは「雷雷無」「超超超」のように要求エネが少し重めのワザ。かつHPの高いポケモン。エネルギーを2枚付ける余裕があり、またリターンの大きいワザを持つポケモンがいいでしょう。
カウンターエネルギーを付けたいポケモン
では以下、カウンターエネルギーのメリットを活かせそうなポケモンです。
マニューラ(SM2+)
なんといってもSM2+のマニューラがカウンターエネルギーにドハマリ。サイド差がなくても無色1エネで打てる「あくのおきて」、また相手に特性持ちが少なければ悪無の「きりさく」で70ダメージを与えることができます。デッキに基本悪エネがなくても運用可能なマニューラですが、カウンターエネルギーの登場でより幅広い活躍が期待できます。
シェイミ(SM3+)
下ワザ「まきかえす」は草無で30ダメージ、前の相手の番にワザダメージでポケモンがきぜつしていたら90ダメージ追加、合計120ダメージが出ます。…カウンターエネルギーのためにあるようなワザですね!ベンチにシェイミを出してカウンターエネルギーを貼るだけで即出し120ダメージ。草弱点のポケモンならGX・EXでもワンパン圏内です。
レシラム・ゼクロム(SM3+)
上ワザ「げきりん」、下ワザ「しゃくねつのいぶき(レシラム)」「いかずちのやいば(ゼクロム)」ともカウンターエネルギーの恩恵を受けることができます。下ワザは130ダメージ出るので大物食いも可能。またHP130なので120ダメージを耐え、かつカウンターで140ダメージを出すことができます。
ヨノワール(SM3N)
超タイプはもともとスタジアム「次元の谷」の恩恵を受けられるので、カウンターエネルギーを利用すれば1枚エネを貼るだけでサクッと高ダメージの可能性があります。2進化ヨノワールの「マインドジャック」は超無無で30ダメージ+相手ベンチポケモンの数×30ダメージを追加。相手ベンチが埋まっていれば180ダメージ、さらにサイド差が無くなっても超エネを追加して連打をすることが可能です。
ドクロッグ(SM3N)
同じく超タイプドクロッグ。下ワザ「ポイズンハイ」は超超無で80ダメージ+、ドクロッグがどくなら80ダメージ追加。「次元の谷」を出してアリアドスの特性でバトル場をどく状態に、どく込でHP170ポケモンを、こだわりハチマキをつければどく込みでHP190・HP200をワンパンできます。
まとめ
…という感じでノーマルポケモンの強化につながる特殊エネルギー「カウンターエネルギー」。探せばもっともっと、その力を活かせるポケモンがいるのでは。「GX・EXを使わずにデッキを作る会」の会長として引き続き調査を続けたいと思います(ウソ)。
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