家族や友人同士の対戦から飛び出して、ポケモンカードジムやポケカの大型大会などに参加してみると、対人カードゲームの楽しさをより感じることと思います。
初対面の人と対戦するのは緊張感もありますが、自分では考えつかないおもしろいデッキに出会えたり、詰むや詰まざるやの真剣勝負の醍醐味を味わうことができたり、自分の世界観を大きく広げてくれることでしょう。
さてそんなポケカのバトル。「早くプレイしてくれませんか?」と言われたことはありませんか?自分ではそのつもりはなくても、ついつい長考してプレイに時間がかかってしまう…。
そんな方のために本記事では、スムーズにプレイングをするためにはどうしたら良いか?ということを考えてみます。
心がけ
「心がけ」って書くとなんだかエラそうなんですが(笑)、基本的には筆者がいつも心がけていることです。
ポケカの1回の対戦時間(制限時間)は、おおよそ25~30分ぐらいだと思います。その中で「各プレイヤーの持ち時間」というのは特に設定されていません。
本当はチェスクロックのようなものを導入して、平等に時間を消費できる方が望ましいのかもしれません。ですがデッキ内容によってシャッフルの回数などが異なることもあり、現実的には難しいでしょう。
その中で頭の片隅に入れておきたいことは、「各プレイヤーの持ち時間は(極力)平等であるべき」ということ。また「自分が時間を消費する分、相手に不利益を与えてしまっている」ということです。
フェアなプレーを心がけるならば、相手の持ち時間にも配慮する=極力長考をしない、という姿勢を大事にしたいところです。
長考を防ぐためのプレイング
でも、どうしても長考をしてしまうんや…。
そんな方は、以下のようなことに気をつけてプレイングしてみてはいかがでしょうか。
「次の一手」を考えておく
自分のターンはじめには山札をワンドローしますが、相手のターンの時から「次に引くカードによって取る行動」を考えておきます。
山札を引いてから考えるのではなく、相手のターンの時に次の行動の想定をしておく、ということですね。
エネルギーを引いたらこのポケモンに付けよう。ハイパーボールを引いたらこのカードとこのカードをトラッシュしよう。Nかプラターヌ博士を引いたらすぐに使おう、などなど。
グッズを引いたら、サポートを引いたら、エネルギーを引いたら、それぞれこういう手順でデッキを回そう、ということを事前に予定しておくと、ドローをした瞬間から瞬時に次の行動に移れます。
手札トラッシュを恐れない
長考するプレイヤーの特徴として、「手札トラッシュを必要とするカードを思い切って使えない」といった傾向があるように感じます。
例えばハイパーボールやプラターヌ博士で、手札をトラッシュすることを相当時間、迷うような感じ。確かにデッキに1枚しか入れていないカードなどを切る時などは、少し躊躇してしまいますよね。
これはシーンによって異なるので一概には言えないのですが、個人的には「ポケモンカードはデッキを回してナンボ」なカードゲームだと思っています。なので基本的には手札を切ることを恐れず、デッキの回転を優先させる、という意識で展開すると良いでしょう。
まあ「下手の考え休むに似たり」。プラターヌを使おうがNを使おうが、何を引いてくるかは運次第、でございます。
サイド・山札をチェックしておく
サイドに伏せた6枚に、どんなカードが落ちているかを把握しておくのは大事。「何が落ちているか?」を認識しておくことで、プレイの進行が必然的に決まります。
例えば2進化のキーパーツが落ちているから、2進化を立てるのをあきらめてたねポケモンを育てていこう、という感じ。
ハイパーボールなど山札をサーチするカードを使った時、山札の内容をざっとチェック=サイドに何が落ちているか、を確認しておきましょう。
とは言えトッププレイヤーでも無い限り、6枚全部を瞬時に特定するのは困難(筆者も無理です)。なので最低限、「サイドに落ちていると困るカード」のみをチェックしておきましょう。2進化系のパーツ、グズマ、アセロラなどなど。
それらを把握しておけば、「果たして山札に欲しいカードがあるやなしや?」で迷うことが減るでしょう。
整理整頓
ポケモン・山札・サイド・トラッシュなど、自分の場のカードは極力、キレイにまとめておきましょう。場がスッキリしていると、必然的に全体が見えてくるものです。
自分の場をキレイに整頓する作業を行うことで、おのずと自分が次に取るべき行動が決まってくるでしょう。強いプレイヤーを見ていると、常に整理整頓を心がけているように感じます。
どうしても長考をする時は
しかしやっぱり、シンキング・タイムが必要な時があります。これはトッププレイヤーでも同様です。
そんな時は、「少し考えます」「ちょっと待ってください」と言ったことを相手に伝えるとモアベター。黙って長考に入るよりは理解を示してくれるでしょう。
それでも時間の使いすぎには注意。あくまでも筆者の感覚・主観ですが、考える時間は数十秒(10~30秒ぐらい?)にとどめておきましょう。制限時間が30分程度であることを考えると、1分は長いです。
長考をしてタイムアップで勝敗がつき、相手が負け、もしくは引き分けになった場合。「時間があれば逆転できた」と考える相手プレイヤーもいるでしょう。そのような遺恨を残さないよう、勝っても負けてもお互い気持ち良くゲームを終えられるようなプレイングを心がけたいところです。
まとめ
まあグダグダ書きましたが、究極的には
ガンガン行こうぜ!
これに尽きます。
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