ポケモンカード強化拡張パック「フェアリーライズ」をチェック【ノーマルポケモン編】

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8月3日発売の強化拡張パック「フェアリーライズ」から、ノーマルポケモンをチェックします。

フェアリータイプの強化が期待される「フェアリーライズ」。ポケカのフェアリータイプってそんなに種類がいないイメージ。

でもカプ・テテフやミミッキュのように、「あ、これもフェアリーだったのか」ってポケモンが意外といるんですよね(※ゲームやらない勢の目線)。どんなフェアリーポケモンが登場するのか?

2018年7月27日に全カードリストが公開されたので、その中かから気になるノーマルポケモンをピックアップします。

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草タイプ

ミツハニー・ビークイン

ミツハニー・ビークインの進化ライン。先にビークインから。

1進化・HP120のビークイン。ワザは「クイーンコマンド」一つだけですが、これがなかなかおもしろい。草エネ1つで120出ますが、自分のベンチに草ポケモンが5匹いないと、ワザは失敗となります。

…ウソッキーがいたらアウトじゃん!

それはさておき、このビークインとワザ「トロピカルシェイク」のアローラナッシーでは、どちらが使いやすいんだろうか。

そしてビークインの進化前のミツハニーは、ワザ「ビーマーチ」で、山札のミツハニーを3枚までベンチに出し、ビークインのサポートをします。なんだかカワイイ。

それにしても、ビークインのHPが120になったのはいいんだけど、逃げエネが2というのが解せん。せめて1にして欲しかったな。

ジュプトル

ジュカインGXの進化前、1進化のジュプトル。ワザ「スライスブレード」は普通ですが、特性「たいようのめぐみ」が強い。自分の番に1回、山札から草ポケモンを1枚、手札に加えることができます。

これは相当強い。BWのガバイトが持っていた特性「ドラゴンコール」を思い出します。この特性があればボール無しで草ポケモンを持ってこれるので、山札圧縮+場の形成が一気に進みます。ちょっと強すぎなんじゃないだろうか。

モジャンボ

フローゼルやエレキブルと並び、「定期的に拡張パックに入るけどほとんど使われないポケモン」の代表格、モジャンボ。しかし今回は違う…!

ワザ「ごんぶとウィップ」は草無無で通常30ダメージですが、この番にモジャンボのHPを回復していればさらに130ダメージ、合計160ダメージ!こだわりハチマキ込みでHP190族もワンパンです。

草タイプは回復手段が多くあるので、決して不可能ではないワザ。HPも1進化で140と高めなので、これは活躍が期待できるかも…!

でも回復しなければ30ダメージって、ちょっとショボいかもw

シェイミ

そしてそんなモジャンボと相性がいい、かもしれないのがシェイミ。特性「フローラルヒール」は、自分の番に1回、バトル場の草ポケモンのHPを20回復できます。

こういう特性って、地味だけど案外無視できないんですよね。シェイミが複数いればさらに回復力が上がるので、耐久力が上がります。ベンチにいるだけで特性が使えるので、「この番に回復していれば〇〇」系のポケモンとコンビを組ませたい。

テッカニン

ツチニンの進化系テッカニン。後述する超タイプ・ヌケニンとの連携ギミックがユニーク。特性「ぬぎのこし」で、進化した時にトラッシュにあるヌケニンを一枚、ベンチに出すことができます。

ワザ「シザークロス」は草エネ1つで40ダメージ。コインを1回投げればさらに40ダメージ。普通に強くない?

超タイプ

ヌケニン

テッカニンと同じく、ツチニンから進化するヌケニン。ある意味、フェアリーライズの注目ナンバー1カード。

特性「いのちのうつわ」は、ヌケニンについているカードをすべてトラッシュし、ヌケニン自身を「ポケモンのどうぐ」として、別のポケモンにつけます。

そしてヌケニンが付いているポケモンがきぜつしたとき、相手がとるサイドは一枚少なくなります。

…わかりました?つまりヌケニンが付いているGXポケモンならば、きぜつ時に取られるサイドは1枚に、ノーマルポケモンならばゼロ枚に!

1進化ということで育てるのが少々難しいかもしれませんが、草タイプのテッカニンの特性を使うことでうまく場に出せれば、有利な盤面を作ることが可能です。逆にヌケニンと対峙する時は、フィールドブロアーなどの対策が必要ですね。

ところでこのヌケニン、特性の効果で「ポケモンのどうぐ」となるわけですが、特性が無くなったらどうなるのか?というのは気になるところですよね。例えば特性「なまけがお」を持つケッキングがいる時とか。

これはおそらく、ヌケニンはポケモンに付けたまま、になると思われます。理由としては、ヌケニンは特性でポケモンに付いているのではなく、すでに「ポケモンのどうぐ」となっているから。

この解釈については、弊ブログ記事「特性ダストオキシンが発動中。クレッフィのワンダーロックはどうなる?」もご参照ください。同じような特性を持つクレッフィについての回答があります。

またポケカ公式の「いのちのうつわ」に関するQ&Aもおもしろいですよ。ゲノセクトGXにヌケニンが2枚付いているとき、相手はサイドを取れないんだぜ…!

ヤミラミ

今回は超タイプで登場のヤミラミ。HP80・弱点無し・抵抗力無しです。ダメージあたえられないからタイプはあんまり関係ないんですけど。

上ワザ「ファストハント」が強い。先行プレイヤーの最初の番でも使えるワザ。自分の山札にある好きなカードを1枚、手札に加えることができます。

…「山札から好きなカードを1枚」!これは強い。エネはどの色でもOKなので、超デッキ以外でも役に立ちますね。これはデッキに必須のカードとなる…かも?

デスカーン

XYでは登場せず。BW以来の登場となったデスカーン。ワザ「ソウルジャグリング」がおもしろい。

基本ダメージは10ですが、自分のベンチポケモンを好きなだけトラッシュし、トラッシュしたベンチポケモンの数×30ダメージを追加します。

これは後述のギラティナと、とても相性の良いワザ。ですが序盤に使いすぎると後続が立たなくなってしまうかも。フィニッシャーとしてベンチに待機させておきたいですね。

ギラティナ

特性「やぶれたとびら」がおもしろい超タイプのギラティナ。トラッシュにあるギラティナをベンチに出し、その後、相手のベンチポケモン2匹にそれぞれダメカンを1個のせることができます。

動画内で紹介されていますが、MサーナイトEXのように、ベンチポケモンをトラッシュしてワザダメージをアップするポケモンが登場するようで、それとのコンボが期待されます。→デスカーンでした。

また超超無で使えるワザ「シャドーインパクト」も130ダメージと、意外と実用的。自分のポケモン1匹にダメカンを4個のせることで、例えば「げきりん」的なワザのダメージをアップする、といったことも可能です。

シャンデラ

2進化のシャンデラ。下ワザ「いたみのらせん」が強力。超超で相手の場のポケモンにのっているダメカンの数×20ダメージ。

カプ・コケコの「かいてんひこう」でダメカンをばらまいたり、上のギラティナの特性でダメカンをのせたり、スタジアム「戒めの祠」でGXにダメカンを置いたり…と、いろいろ想像が膨らみますね。

フェアリータイプ

アブリボン

1進化・HP60のアブリボン。ワザ「ふむ」は気にしないで、注目は特性。「ふしぎなはおと」は、アブリボンがベンチにいる限り、自分の場のフェアリーポケモン全員が、相手サポートの効果を受けない、というもの。

アブリボンがいて特性が働いていれば、例えばグズマやプルメリといったサポートの効果を受けない、ということですね。頼りになる特性ですが、さてスペースを割いてまでアブリボンをデッキに入れるか…?

サーナイト

2進化・HP130のサーナイト。上ワザ「ブリリアントサーチ」では、山札の任意の角を3枚まで、手札に加えることができます。

そして下ワザ「センシングレイ」。妖無無で基本は70ダメージ、この番にサポートを使っていたならば、プラス90ダメージの合計160ダメージを叩き出します。

こだわりハチマキ込みで190族をワンパンできるのが強み。サーナイトGXと組み合わせて、特性「ひみつのいずみ」でエネ加速すると、センシングレイも打ちやすくなるでしょう。

メレシー

HP90のたねポケモン・メレシー。上ワザ「ワンダーレイ」は無無で30ダメージ。次の相手の番、特性を持つポケモンからワザのダメージや効果を受け付けません。

サン&ムーンになってから特性天国がより加速したポケカ。メレシーはなかなかの脅威になるのでは。ワンダーレイは色縛りが無いので、フェアリーデッキ以外に入れてもおもしろそうです。

こういう「ワザのダメージを受け付けない系」が増えてくると、有効なのはグッズ「あなぬけのヒモ」。あなぬけ→グズマのコンビネーションで効果を打ち消してから倒す、といった方法が有効です。

まとめ

以上、ポケモンカード強化拡張パック「フェアリーライズ」から、気になるノーマルポケモンをピックアップして紹介しました。

フェアリー・超・草タイプのポケモンを中心に収録しているフェアリーライズ。タイプとしては偏りがあり、汎用性にはもう一つ欠けますが、ひとクセもふたクセもあるポケモンが多い、という印象です。

モジャンボ+シェイミ+ポータウンで草デッキ、なんとかならんだろうか…。

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