ポケモンカード強化拡張パック「ウルトラフォース」の新カードをチェック

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2018年1月19日発売の強化拡張パック「ウルトラフォース」情報が公式にて発表されました。エクスパンションは「SM5+」。本記事では、公式サイトの公開情報基づいて、新カードをチェックします。

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強化拡張パック「ウルトラフォース」詳細

発売は2018年1月19日の金曜日。キラカード5枚のランダム封入で、税抜き価格は230円です。この形式の強化拡張パックは2017年4月の「新たなる試練の向こう」以来ですね。

今回のキャッチコピーは「UB(ウルトラビースト)軍団をひきつれてアーゴヨンGXが舞う!」です。ウルトラビースト強化弾、ということでしょうか。

懸念としては…再録祭りにならんといいな、ってことですね(笑)。いや笑ってる場合ちゃう。

GXポケモン

アーゴヨンGX

パッケージにフィーチャーされた、メインとなるGXポケモン「アーゴヨンGX」。ウルトラビーストです。


  • 1進化
  • 超タイプ
  • HP210
  • 逃げエネ:1
  • 弱点:超
  • 抵抗力:無し

ビーストレイド(20ダメージ×)
エネルギー:無
自分の場の「ウルトラビースト」の数×20ダメージ。

ジェットタッカー(110ダメージ)
エネルギー:超無無
このワザのダメージは弱点・抵抗力を計算しない。

スティンガーGX
エネルギー:無無無
おたがいのプレイヤーは、それぞれサイドをすべて山札にもどして切る。その後、それぞれ山札を上から3枚、サイドとして置く。


ベベノムから進化する超タイプのウルトラビースト「アーゴヨンGX」。ウルトラビーストということでサイドに関係するワザを備えています。

上ワザ「ビーストレイド」は自分の場のウルトラビースト×20ダメージ。仮にスタジアム「次元の谷」を出し、ベンチにウルトラビーストを5体並べれば、エネ無しで120ダメージが出ます。…結構強いね。

下ワザ「ジェットタッカー」は抵抗力を計算しないので、ソルガレオGXやゾロアークGXなど超抵抗を持つポケモンに有効。ただし弱点も計算しないのでミラーはワンパンできません。

そしてGXワザ「スティンガーGX」は、なんとお互いのサイドを強制的に3対3にするというワザ。両方のサイドに一気に干渉するワザは初めてではないでしょうか。

スティンガーGXを使うと、例えばサイド6対6の時にサイドを3対3にしていきなりクライマックスにしたり、または1対6で負けている時も強制的にサイドを3対3まで戻したりできます。

ただしワザを使ったあとにターンを相手に渡してしまうのがツライ。せめて120~150ダメージぐらいは欲しかったところですね。…そうするとサイドの計算がややこしい?

ルカリオGX


遂に登場「ルカリオGX」。前弾のノーマルルカリオを経てようやくGX化です。


  • 1進化
  • 闘タイプ
  • HP210
  • 逃げエネ:2
  • 弱点:超
  • 抵抗力:無し

はどうげき(30ダメージ+)
エネルギー:闘
この番、このポケモンが「リオル」から進化していたなら、90ダメージ。

せんぷうきゃく(130ダメージ)
エネルギー:闘闘無

クロスビートGX(30ダメージ×)
エネルギー:無無
このポケモンにのっているダメカンの数×30ダメージ。


…思ったより普通?なルカリオGX。ライバルとなるゾロアークGXと比較するともう一つ物足りない感もありますが、堅実なアタッカーと見ることもできます。

上ワザ「はどうげき」はこの番に進化していたなら120ダメージ。ストロングエネ+こだわりハチマキが付いていれば170ダメージ。…強いやないか。ミツルで後手1ターン目からカプ・テテフGXをワンパンできます。

下ワザ「せんぷうきゃく」はちょっと置いといて…。

GXワザ「クロスビートGX」はダメカンの数×30ダメージ。不用意にダメカンを載せると、カウンターを食らってしまいます。ダブル無色対応ですが、これはペタペタと闘エネルギーを貼った方が回りそう。

はどうげきで先制パンチ、生き残ればクロスビートGX、さらに続けてせんぷうきゃくを叩き込む、といった感じで、序盤~中盤のアタッカーとなりそうなGXポケモンです。

パルキアGX


マジで?GXもタイプ違い出しちゃうの…?前弾でドラゴンタイプとして登場したパルキアGX、ウルトラフォースでは水タイプとして登場です。再録に近いので細かいスペックは割愛。

水タイプということで当然アクアパッチの恩恵を受けることができるパルキアGX。ダブルドラゴンエネルギーを使えないというデメリットはありますが、その他の水タイプポケモンとの連携が期待できます。下で紹介している新サポート「マキシ」との相性もいいですね。

…とは言え、やはり水増し感は否めない。これでGX枠一つ使うかと思うと、強化拡張パックの意義が減りそう。あとこれのHRとか出るんですかね?バトルで使われたらタイプが区別できなさそう。

ディアルガGX

パルキアGXがタイプシフトで出れば…当然ディアルガGXも鋼タイプで登場です。スペックは弱点・抵抗力以外はドラゴンタイプのディアルガGXとまったく一緒なので割愛。

鋼タイプということでパルキアGXと同じくダブルドラゴンエネルギーが使えませんが、新グッズ「鋼鉄のフライパン」などの恩恵を受けることができます。「タイムレスGX」で逆転を狙うことができるか?

プリズムスター

ビーストエネルギープリズムスター

デッキに同じ名前は1枚しかいれられないプリズムスター。今回は特殊エネルギー「ビーストエネルギープリズムスター」が登場。

通常は無色エネルギー1個分ですが、「ウルトラビースト」に付いている限り、全てのエネルギー1個分としてはたらき、さらに相手バトルポケモンへのダメージが+30されます。

なかなか強いんですが、改造ハンマーがはやりそうですね。

アルセウスプリズムスター

強化拡張パック一つにプリズムスターが二つ収録されるんだ…、のアルセウスPS。特性「はじまりのおきて」は相手ポケモンが使うワザの効果を受けません。

ワザ「トリニティスター」は無色エネ一つで30ダメージにプラス、山札の基本エネルギーを3枚まで自分のポケモンに好きなように付けられる強力なワザ。

しかしベンチに草・水・雷ポケモンが1体ずついないといけない、という厳しい発動条件。条件が揃っていないと30ダメージすら与えられないのはツライ。雷ポケモンはカプ・コケコにするとして、後の2体はどうするか。

ノーマルポケモン(ウルトラビースト)

ベベノム

「ウルトラフォース」からGXではない、ノーマルタイプのウルトラビーストが登場します。

まず最初に発表されたのが超タイプのベベノム。上でご紹介したアーゴヨンGXの進化前たねポケモンです。ファンネルみたいな頭してますね。

下ワザ「コープスリバイバー」はエネルギー超無で、次の相手の番にベベノムがきぜつしても相手はサイドを取れない、というおもしろい効果。これは「ワザダメージで」とは書かれていないので、ジュナイパーGXの特性フェザーアローで倒されてもサイドが取れないんでしょうね。

ネクロズマたそがれのたてがみ

たね・鋼タイプ・HP130の「ネクロズマたそがれのたてがみ」相変わらず長い。

上ワザ「たそがれのだんがん」は鋼エネルギー一つで、相手のポケモンGX・EX1体に弱点・抵抗力を計算せずに60ダメージ。ダメージを追ったGXを後追いするとか、カプ・テテフGXにとりあえず60のせとくとか。

下ワザ「ラスティネイル」はエネルギー鋼鋼無で100ダメージ、プラス、相手のサイドの残り枚数が1枚なら100ダメージを追加する効果。これ結構使えそうですね。サイドが自分2:相手1の時の切り札になりそう。

ネクロズマあかつきのつばさ

たね・超タイプ・HP130の「ネクロズマあかつきのつばさ」おじさんいい加減タイプする手が痛いんですけどね長い。

上ワザ「ガルフストリーム」は超エネ一つで20ダメージ、プラス、自分のサイドの枚数が残り6枚なら、このポケモンにのっているダメカンの数×20ダメージ追加。発動条件がかなり限定的ですが、ゲーム開始直後に不用意にこいつにダメカンを載せると、痛い目を見るということですね。

下ワザ「あかつきのやいば」は超超超で130ダメージ、このポケモンについているエネルギーを2個トラッシュ。ネクロズマとかルナアーラってなんでこんなにエネ要求が重いんだろう。

デンジュモク

プロモ特典のデンジュモク。パックにも収録されるかな?たね・雷タイプ・HP120です。

上ワザ「せんこうだん」は雷エネ一つで20ダメージ+こんらんの効果。1エネで確定こんらんはまあまあ強い。

下ワザ「ケーブルグラム」は雷雷無で100ダメージ。自分のサイドの残り枚数が3枚なら、相手バトルポケモンをマヒにできます。

うーん、エネ要求が厳しいなぁ。雷タイプってすごい待遇悪くね?エネ要求重いし、エネトラッシュワザ多いし。まあこのデンジュモクはGXじゃないので、カウンターエネルギーに期待、というところでしょうか。

マッシブーン


闘タイプのマッシブーン。上ワザ「スレッジハンマー」はマッシブーンGXのようにベンチ狙撃こそできませんが、闘エネ一つ貼るだけで30ダメージ。加えて、相手のサイドが4枚ならばプラス90ダメージ、合計120ダメージ出ます。

普通に強い。ストロングエネ+こだわりハチマキで、素で80ダメージ出るのは強い。プラス90ダメージはオマケみたいなもんで、HP130のマッシブーンを盾にして後続を育てていくのが良いのでしょう。倒されてサイド取られても1枚ですしね。

ノーマルポケモン

エンペルト


うーん、これは新しい!なんと前弾「ウルトラムーン」のエンペルトがタイプ違いとなって収録。BW以降ではちょっと記憶に無い収録の仕方ですね(※)。ワザに必要なエネや弱点・抵抗力以外はイラストも含めまったく同じ。

…新たな手抜きかw。

まあそれはともかく、鋼タイプに新たなアタッカーが誕生したのは確か。ソルガレオプリズムスターと組み合せるとエネも一瞬で付きそうなので、侮れない。ここ最近の鋼タイプの充実度は半端ない。

※思い起こすとカプ・テテフやマシェードも同パターンがありましたね。しかしイラストは新規だったし、下のジバコイルと合わせて1弾に二種、攻撃の要となりそうなポケモンで、ということでは例がないのでは。やはり手抜き感が強い…。

ジバコイル


こちらのジバコイルは鋼→雷への転用。手札から雷エネルギーをポケモンにつけ放題の特性「マグネサーキット」を持ちます。

しかし鋼タイプのジバコイルと違って、スタジアム「テンガン山」の恩恵を受けられないのが難点。XYでも同特性を持つジバコイルはいましたが、結局エネの供給手段が無くって流行らなかったんですよね。これだったらクワガノンを使うか…?

ゴウカザル


闘タイプのゴウカザル、初めて見ました。炎タイプと同じくやけど状態の威力を増す特性「あつきとうし」を搭載。闘タイプということでコルニ恩恵を受けることができます。

だけど闘タイプでやけどにするポケモンってあんまりいないよね…。基本自前のワザでやけどにすることになりそう。っていうかポケカ公式、カードデザインしてる?

ユキノオー


1進化ユキノオーまでタイプ違いで出すのか…。正直「ウヘァ」って感じなんですが、これは草タイプであることに意外と意味があるのかもしれない。工夫してぶん回すと1ターンでカプ・ブルルGXに3つぐらい草エネ付けられたり。

それにしてもエンペルトとジバコイルはわずかに背景イラストが違っていたりするのですが、ユキノオーはウルトラムーンVer.とイラストは完全一致のよう。流石にそれは…とも思うのですが、そもそも背景の一部が違うからだからなんだという話だったり。

ドクロッグ

闘タイプのドクロッグ。ワザ「むねんをはらす」は前の相手の番に超ポケモンがきぜつしていれば120ダメージが出るリベンジワザ。前弾の超タイプドクロッグとは反対のワザですね。

ということは超と闘、2種類のドクロッグを使い分ければ毎ターン120ダメージを出すことが可能?(おそらくそんなにうまくはいかない)

ユクシー

超タイプ・HP60のユクシー。ワザは「メモリースキップ」一つだけですが、30ダメージに加えて相手バトルポケモンのワザを一つ封じ込めることができます。

これ、意外と強くない?例えばマッシブーンGXのワザ「ジェットパンチ」とかを封じ込めたりして、序盤のダメージを軽減することができます。おもしろいポケモンですが、さてバトルで活躍できるかな?

アグノム

ユクシーがいれば当然、というわけでアグノム。上ワザ「サイコアブダクション」は高校プレイヤーの最初の番にだけ使えるワザ。相手のベンチポケモン1匹と付いているカード全てを山札に戻します。

前弾のニューラやコリンクのように、後攻に進化を発揮するカードを意図的に増やしている印象。後攻有利のプレイングが可能になるかも?

ガブリアス

フカマル・ガバイトの進化ラインも含め、ドラゴンタイプから闘タイプにシフトしての登場、ガブリアス。せせらぎの丘、ストロングエネルギー、コルニ、闘弱点を突けるなど、ありとあらゆる闘タイプの恩恵を受けられます。ルカリオとタイプを揃えるこができるのもメリット。ドラゴンタイプとは何だったのか。

トレーナーズ

ウルトラ調査隊

出る出ると思っていたサポート「ウルトラ調査隊」。手札にあるウルトラビーストを1枚捨てれば3枚ドロー、2枚捨てれば6枚ドロー出来ます。

が、使うためには手札にウルトラビーストを持つ必要が。またトラッシュに送ることで効果を発揮するウルトラビーストとかあればおもしろいんですが…。今のところ実用性低め?

マキシ


うん、これはわかりやすい(笑)、マキシ。手札に水エネ2枚が必要という条件付きですが、好きなカードを山札から2枚持ってこれるのは強力。当然アクアパッチとのコンボが思いつきますね。

手札にエネを加える手段としては、オドリドリかはかせのてがみかエネルギー回収か。山札から任意のカードを2枚、というのは強いので、水タイプ以外のデッキでも採用されるかも?

ビーストリング


ウルトラビースト専用グッズ「ビーストリング」。これは…ちょっと壊れ性能過ぎないか?「センパイとコウハイ」とか「時のパズル」とかと組み合わせれば、瞬時にエネだくウルトラビーストが完成。山札も圧縮できて一石二鳥。魅力的なカードだけど、ちょっとバランスが悪くなりそう…。

鋼鉄のフライパン

グッズ「鋼鉄のフライパン」。なんちゅう名前やw。

鋼鉄のフライパンを付けている鋼ポケモンは相手のポケモンから受けるワザのダメージが-30され、かつ弱点もなくなる、という効果。

鋼タイプの弱点をなくす方法としては、スタジアム「日輪の祭壇」や特性「かがやくたてがみ」のソルガレオGXがありますが、これならばペタッとポケモンに貼るだけで弱点を無くし、かつ防御力がアップします。

もちろん鋼鉄のフライパンを付けてしまうとこだわりハチマキが張れない、などのデメリットもありますが、持久戦に持ち込むデッキならば活用できるでしょう。「ネクロズマ たそがれのたてがみGX」や、「ソルガレオ プリズムスター」などと相性が良さそう。特性「きせかえ」を持つマギアナと組み合せると戦略が広がりそうですね。

アクアパッチ

「またしても登場!!アクアパッチ」

 

またしてもじゃねーよ。

 

1年も経たずに再登場…っていうか、プレミアムトレーナーズボックス ウルトラサン ウルトラムーンに入ってましたよね、おたく。早くも再録祭りを予感させる不吉なカードです。どうせいれるんだったらダークパッチとか再録しても良かったんじゃないの。

こだわりハチマキ

ポケモンに付ければ、バトル場にいるGX・EXに対して30ダメージ上乗せすることができる強力なグッズ「こだわりハチマキ」。こちらも再録です。

う~ん。これは強いカードなんで、拡張パックをむく初心者の人には良いグッズなんですが、プレミアムトレーナーズボックス(新しい方)にも収録しているし、微妙なところですね。

もうそんなにいれるんだったら、構築デッキに入れとけよ!という気がしないでもない。

改造ハンマー

相手の場の特殊エネルギー1枚を確定で割ることのできるグッズ。ダブル無色エネルギーが大活躍の現環境でデッキに1枚は指しておきたいカード。こういうカードが手に入りやすい、というのはいいことだと思います。

ウルトラスペース

新スタジアム「ウルトラスペース」。お互いのプレイヤーは自分の番に1回、山札からウルトラビーストを手札に加えることができるという効果。アーゴヨンGXやマッシブーンGXなど、ウルトラビーストをメインにしたデッキに役立ちます。

相手にウルトラビーストがいない場合、一方的にその恩恵を受けることができる、というのも強み。サイド残り1枚でウルトラスペースでカミツルギGXを呼び出してスラッシュGX打ってあざっした、ってしたいけど、そんなうまくもいかんか。

まとめ

以上、強化拡張パック「ウルトラフォース」の新カードチェックでした。追加情報があれば随時追記します。

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