7月6日発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」の詳細が発表されました。
ポケモンのゲーム「ウルトラサン」「ウルトラムーン」で話題になっていた、幻のポケモン「ゼラオラ」が大きくフィーチャーされたパッケージ。遂に雷タイプの時代が来るか…!
というわけで本記事ではポケモンカード強化拡張パック「迅雷スパーク」から、GXポケモンとプリズムスターを中心にチェックします。
ゼラオラGX
7月6日(金)発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」より、ゼラオラGXを紹介! 勝負を一瞬で決める、超速コンボを公開中! https://t.co/IHbyBifNQt #ポケカ pic.twitter.com/4ESunxKj3x
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月15日
強化拡張パック「迅雷スパーク」のパッケージポケモン「ゼラオラGX」。雷タイプ期待のニューウェーブです(表現が古い)。
- たね
- 雷タイプ
- HP190
- 逃げエネ:2
- 弱点:闘
- 抵抗力:鋼
特性:じんらいゾーン:
このポケモンがいるかぎり、雷エネルギーがついている自分のポケモン全員のにげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
プラズマフィスト(160ダメージ):
エネルギー:雷雷無
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
フルボルテージGX:
エネルギー:雷エネ一つ
自分のトラッシュにある基本エネルギーを5枚、自分のポケモンに好きなようにつける。
HP190がうれしい雷タイプの「ゼラオラGX」。イラストもカッコ可愛いです。
特性「じんらいゾーン」は、雷エネが付いていれば逃げエネがすべてなくなる特性。雷タイプでなくてもOK。これってレックウザGXと相性がものすごくいいのでは…。
ワザ「プラズマフィスト」は160ダメージで、次の番にワザが使えません。雷タイプにありがちなエネトラッシュワザではないのがうれしいところ。工夫次第で連打もできるでしょう。
GXワザ「フルボルテージGX」は、エネ一つで打てる強力なエネ加速ワザ。トラッシュの基本エネを5枚、自分の場のポケモンに好きなようにつけることができます。これってレックウザGXを相性がものすごくいいのでは…(2回目)。
ビリジオンGX
7月6日(金)発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」より、ビリジオンGXを紹介! 自分の場だけ自由にリセットするGXワザ「ブリーズアウェイGX」を使ったコンボを公開中! https://t.co/aJXUCvyT2X #ポケカ pic.twitter.com/mknqdYavhs
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月16日
ビリジオンのカードはいいですね。いつ見ても鮮やかなグリーン。心が爽やかになります。というわけで草タイプの「ビリジオンGX」。RRとしてはBWのビリジオンEX以来。
- たね
- 草タイプ
- HP170
- 逃げエネ:1
- 弱点:炎
- 抵抗力:無し
ダブルドロー:
エネルギー:無色エネ一つ
自分の山札を2枚引く。
センシングブレード(50ダメージ+):
エネルギー:草草
この番、手札からサポートを出して使っていたなら、80ダメージ追加。
ブリーズアウェイGX:
エネルギー:無色エネ一つ
自分の場のポケモンを好きなだけ選び、選んだポケモンとついているすべてのカードを、手札にもどす。
上ワザ「ダブルドロー」は、エネ一つで山札を2枚引けるワザ。序盤の手札事故を大きく防いでくれます。
下ワザ「センシングブレード」は、闘タイプのエルレイドと同等のワザ。エネは草エネを2つ貼る必要がありますが、ほぼ毎ターン、サポートを使うであろう環境では、安定して130ダメージを出すことができるでしょう。グズマとの相性もいいですね。
GXワザ「ブリーズアウェイGX」は、自分の場のポケモンを好きなだけ選んで、手札に戻せる大技。もちろんビリジオンGXも戻せるでしょう。もうすぐレギュ落ちしますが、みがわりロボみたいなカードとの組み合わせもおもしろい。
自分の場のポケモンを回収することで擬似的な「回復」をしたり。またはベンチの数でダメージが上がる相手のワザを牽制したり。回収したカプ・テテフGXやカミツルギGXの特性を再利用したりと、工夫によっていろいろ有効活用できそうなGXポケモンです。
ところで最近テラキオンを見ていないんだが。
マグカルゴGX
7月6日(金)発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」より、マグカルゴGXを紹介! 特性「クラッシュチャージ」でつけたエネルギーを「ようがんりゅう」でトラッシュしてダメージを上げるコンボが強力! #ポケカ pic.twitter.com/HHr2DaiN1z
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月24日
炎タイプの「マグカルゴGX」。ノーマルのマグカルゴはゾロアークGXの相棒として人気ですが…?
- 1進化
- 炎タイプ
- HP210
- 逃げエネ:3
- 弱点:水
- 抵抗力:無し
特性:クラッシュチャージ:
自分の番に1回使える。自分の山札を上から1枚トラッシュし、そのカードが基本エネルギーなら、自分のポケモンにつける。
ようがんりゅう(50ダメージ+):
エネルギー:炎炎無
このポケモンについている基本エネルギーを好きなだけトラッシュし、その枚数×50ダメージ追加。
マッグバンGX:
エネルギー:炎エネ一つ
相手の山札を上から5枚トラッシュする。
エネ加速ができる特性「クラッシュチャージ」。特性「じならし」を持つマグカルゴと相性がいいのは、言うまでもありません。サポート・マオとの組み合わせもあり。ちなみにエネをつける対象は、マグカルゴGXでなくても良いのがポイント。
ワザ「ようがんりゅう」は50ダメージに加えて、マグカルゴGXに付いている基本エネルギーの数×50を追加。炎エネルギーでなくてもOK。エネ要求が炎炎無なので、鍛冶屋がいない環境ではちょっと苦戦するかも?
そして炎エネ一つで発動できるGXワザ「マッグバンGX」は、相手の山札を上から5枚トラッシュ。序盤・中盤で相手の動きを妨害するか、はたまた終盤に山札切れを起こさせるか。
同じく山札トラッシュのGXワザを持つリザードンGXよりは劣りますが、炎エネ一つでサクッと打てるのは便利です。
ゲノセクトGX
7月6日(金)発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」より、ゲノセクトGXを紹介! 特性「ダブルカセット」でポケモンの道具を2枚までつけることができる。例えば、こだわりハチマキと鋼鉄のフライパンをつけて、攻守を強化することも! #ポケカ pic.twitter.com/sUGIdf8cAn
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月22日
ゲノセクトってなんだかんだで結構カード化されてるよね。ってなわけで「ゲノセクトGX」。今回は鋼タイプです。
- たね
- 鋼タイプ
- HP180
- 逃げエネ:2
- 弱点:炎
- 抵抗力:超
特性:ダブルカセット:
このポケモンは、「ポケモンのどうぐ」を2枚までつけられる。(この特性がなくなったとき、自分は「ポケモンのどうぐ」を1枚になるようにトラッシュする。)
さくれつだん(130ダメージ):
エネルギー:鋼鋼無
ブレイクバスターGX:
エネルギー:鋼鋼無
このワザのダメージは抵抗力を計算しない。
近年は「ポケモンのどうぐ」に関わるワザ・特性を持っている印象のゲノセクトGX。特性「ダブルカセット」で、2枚までポケモンのどうぐをつけることができます。
分かりやすいのは「鋼鉄のフライパン」や「こだわりハチマキ」による防御力・攻撃力の底上げ。「ハッスルベルト」で起死回生の大ダメージもあり。
ワザ「さくれつだん」は130ダメージで効果無しと、平凡な印象ですが、こだわりハチマキを2つ付ければあっという間に190ダメージ。マッシブーンGXも一撃で倒せることに。
GXワザ「ブレイクバスターGX」も、同様にこだわりハチマキ×2で250ダメージまでアップ可能。ちなみに抵抗力を計算しないので、グッズ無しでも鋼抵抗を持つゼラオラくんをワンパンできます。
ところで「ブレイクバスターGX」ってGXワザ名、ちょっとかっこよくて震える。
メタモンプリズムスター
7月6日(金)発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」より、メタモンプリズムスターを紹介! たねポケモンとして出した次の番、特性「なんでもしんか」でどんな1進化ポケモンにでも進化することができる! #ポケカ pic.twitter.com/oxheEMzsCv
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月27日
これはおもしろい「メタモンPS」。特性「なんでもしんか」で、このメタモンPSに1進化ポケモンを重ねて進化させることができます。
最初の自分の番と、メタモンPSを場に出した番では進化できませんが、場に出しておくだけで進化系ポケモンの受け皿が一つ増えることに。
進化系の「5枚目のたねポケモン」として使えることになるので、より進化系が立てやすくなるでしょう。
例えばルガルガンGX・ゾロアークGXデッキならば、メタモンPSを出しておくことで、展開によってどちらにも進化できることになります。
ところでメタモンPS、ワザを持っていない!筆者が知る限りですが、BW以降では初めてなのでは。
サンダーマウンテンプリズムスター
TDLのアトラクションじゃないよ。プリズムスターに初のスタジアムが登場。「サンダーマウンテンPS」です。
効果は「おたがいの場の雷ポケモンが使うワザに必要なエネルギーは、それぞれ雷エネルギー1個ぶん少なくなる。」。
マジかよ!これデッキに4枚入れるわ!
…プリズムスターでした。
まあこれが出ていれば、エネ要求が重くなかなかダブル無色にも対応してくれない雷ポケモンのワザに、大きなメリットが生まれます。難点はプリズムスターなので、使いたい時に使えないことがある、ということでしょうか。
ちなみにサンダーマウンテンPSが出ていれば、ゼラオラGXはエネ無しでフルボルテージGXが打てます。さらにこのカード、グッズ・サポートの効果を受けないんですね。場から取り除くには、スタジアムの上書きか、スタジアムトラッシュの効果を持つワザが必要になります。
ゼクロムGX
【注意】このゼクロムGXは「迅雷スパーク」には収録されません。公式イベント「ゼクロムHR/SR争奪戦」でHRとSRのゼクロムGXを、BOX購入特典としてプロモカードのゼクロムGXを、それぞれ手に入れることができます。
本来であれば本記事で紹介するものではありませんが、「迅雷スパーク」と同時期に発表されたカードということで、参考として記載しておきます。
強化拡張パック「迅雷スパーク」の発売に合わせ、限定のプロモカード、HR(ハイパーレア)とSR(スーパーレア)の「ゼクロムGX」をかけた「ゼクロムHR争奪戦」と「ゼクロムSR争奪戦」を開催! 「HR ゼクロムGX」はなんと100枚限定! このチャンスを逃がすな! https://t.co/hpP2O9eRwP #ポケカ pic.twitter.com/StYbHHBmvd
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月11日
ゼラオラGXと同じく雷タイプのゼクロムGX。ポケモン界でカイリキーと争うほどのマッチョ体型が魅力のポケモンです。
- たね
- 雷タイプ
- HP180
- 逃げエネ:3
- 弱点:闘
- 抵抗力:鋼
アッパーバレット(10ダメージ+):
相手のバトルポケモンが「ポケモンGX・EX」なら、60ダメージ追加。このワザのダメージは弱点を計算しない。
らいじんげき(80ダメージ):
エネルギー:雷雷雷無
コインを2回投げ、オモテの数×60ダメージ追加。
フルボルテージGX:
エネルギー:雷雷雷無
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。
雷タイプの「ゼクロムGX」。ゼラオラGXよりHPが低いのは同僚であるレシラムGXへの配慮か。
上ワザ「アッパーバレット」は無色1エネから打て、相手がポケモンGX・EXなら70ダメージ。こだわりハチマキをつければ100ダメージまでアップします。ただ弱点を計算しないこと、また進化系のGXには序盤で10ダメージしか与えられないのがネック。
下ワザ「らいじんげき」は期待値140ダメージ。しかしエネが重たすぎる…。せめてダブル無色対応ならば。
GXワザ「ランページボルトGX」も破壊力はあるのですが、エネ要求の割にはHP210族に届かないのが残念。
ミュウ+こだわりハチマキでアッパーバレットをコピー、マッシブーンGXをワンパン、とかアリなんですが、もうすぐレギュ落ちするしお寿司。ゼクロムGX、もう少し使いやすい性能にしてほしかったところ。
まとめ
以上、ポケモンカード強化拡張パック「迅雷スパーク」から、ポケモンGX・プリズムスターのご紹介でした。
残念ながらゼクロムGXのRRは収録されないようですが、GXポケモン4種・プリズムスター2種が収録されます。
GXポケモンはたねポケモン×3、1進化ポケモン×1。どれも個性的な性能を持ち、使い方によっては大ダメージを出すことのできます。ゼラオラGXはレックウザGXと組み合わせての活躍が期待できそうですね。
プリズムスターは、何と言ってもメタモンPS。「5枚目のたねポケモン」として、進化系デッキ必須のカードになるのでは。パックをむいて当たるといいなぁ(笑)。
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