【漫画さっくりレビュー】「虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT-」1巻

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フランスで先行大ヒット!という触れ込みでヤンマガで連載、1巻が発売された漫画「虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT-」。海外でヒットした漫画って日本ではどうなん…と思って読んでみると、これがめっぽう面白い!作者はippatu氏。

260年前の核大戦で崩壊した旧日本で、戦争の引き金となった秘密兵器。その所在を示した機密文書「TORATSUGUMI」を発見したフランスは、死刑囚によって構成された特殊部隊を日本に送り込む。

しかし目的地直前で輸送機が墜落。一人生き延びた死刑囚・レオーネは、食料を探し廃墟を歩き回るが、そこは得体のしれない生物が蠢きまわる魔境だった!猿のような生物に取り囲まれ絶体絶命の瞬間、そこに巨大な虎、そして鳥脚を持つ謎の少女が現れ…?

以降、漫画「虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT-」では、一年間の期限で謎の兵器を探す任務に就くレオーネが、凶暴な謎生物が幅を利かせる旧日本でサバイバルをする様子が描かれていく。

本作でとにかく目を引くのは、圧巻の廃墟描写。核による戦争が起こり数百年経つと、巨大な高層建築物群もきっとこんな感じで廃れていくであろう、と思わせるリアリティがスゴイ。

そしてその中を所狭しと動き回る、巨大獣・とらと鳥脚少女・つぐみによる迫力のアクションも、本作の大きな魅力。片言の日本語を喋り、理由は不明だがなぜかレオーネのことを気にかけるつぐみ。カワイイ顔とアンバランスな鳥脚を持つ彼女は1巻ではまだまだ「謎の存在」だが、一度見るとその強烈な存在感からもう目が離せない!

そしてつぐみとレオーネが出会う1巻前半を経て、新たな展開を見せる後半。レオーネは果たして生き延びることができるのか?つぐみの正体は?秘密兵器とは一体何なの?と、次巻が実に待ち遠しい。2021年イチオシのアクション漫画。オススメである。

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