【感想】「甘々と稲妻」1巻-ほんわか擬似家族の幸福な食卓。

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雨隠ギド「甘々と稲妻」1巻の感想です。「甘々と稲妻」は2014年版『このマンガがすごい!』オトコ編で第8位になった作品です。

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あらすじ

高校の数学教師である犬塚は、幼稚園児である娘の「つむぎ」と二人暮らし。妻を亡くして半年の犬塚は料理もままならず、食卓はいつもコンビニ弁当。そんな二人はある日、花見で一人で涙ぐみながらお弁当を食べる少女・小鳥と出会う。後日、犬塚は娘が「家庭の味」に飢えていることに気づき、小鳥の母が営む飲食店に駆け込む。しかし母は不在、そして小鳥は何やら料理の腕は怪しそうでー?

感想

料理のできない中年男、家庭の味を求めるその娘、そしてちょっと寂しい少女。そんな三人がふとしたことから共に料理を作り、食卓を囲む。いわゆる擬似家族ものですが、三人が料理を食べるときの「ほわーっ」とした空気がとてもイイ!それぞれが抱える問題や悩みを絡めつつ話が進み、そして最後においしそうな食事をほおばる。読んでいるこちらの頬もつい緩んでしまうあたたかさ。

そして娘のことを誰よりも思う犬塚。元気いっぱいのつむぎ、ほのかに犬塚に恋心を抱く小鳥…。三人が料理を通してつながり、ちょっとずつ成長していく。そんな様子がとても微笑ましく、何度も読み返しては「ほわっ」となってしまいます。今後の展開がとても気になるマンガの一つです。

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