ポケモンカードのCMキャラクターに広瀬すずさんが起用されました。おいおい、いつの間にそんなビッグタレント使うゲームになったんや…!w
ポケカがいよいよ、カードゲーム界でガチにシェア拡大を図ってきたな、という感じ。これをきっかけにポケモンカードに興味を持つ方も増えるでしょう。
だけど「ポケモンやカードゲームに興味があるけど、やった事がないから良くわからない」という人もまだまだ多いはず。
そんな方のために、本記事では「ポケモンカードってどんなゲーム?」をわかりやすく説明してみます。
なお、「どんな感じか」の説明に主眼を置いているので、細かいルールは割愛しています。より具体的なルールや遊び方は、実際にゲームを手にして確認してみてください。
基本的なゲームのルール
そもそも何をするのか?ということを超シンプルに書くと、
「ポケモンにエネルギーを付けてワザを使い、相手ポケモンを倒す」
です。
まずはピカチュウとかミミッキュとかソルガレオなどのポケモンたちを「場」に並べます。
ポケモンはそれぞれ固有の「ワザ」を持っており、ワザを使うには「エネルギーカード」を付ける必要があります。
ポケモンにエネルギーを付けてワザを使う、というのが基本の遊び方です。
遊べる人数は?
ポケモンカードは1体1の、対人対戦ゲームです。なので自分と相手、最低2人のプレイヤーが必要です。
ゲームをするために必要なもの
まず最低限必要なのは、60枚のカードで構成された「デッキ」。詳しくは後述しますが、基本的には以下のようなカードが含まれています。
- ポケモン
- エネルギー
- トレーナーズ(サポート・グッズ・スタジアム)
「基本エネルギーカード」をのぞき、同名のカードはデッキに4枚までしか入れることができません。例えば「ピカチュウ」という名前のカードは、一つのデッキにマックス4枚まで、です。
またデッキ以外にもダメカン(ダメージカウンター)や特殊状態を示す各種マーカーが必要ですが、これは「構築済みの60枚デッキ」を購入すれば揃います(後述)。
ゲームの流れ
ジャンケンをして先攻・後攻を決め(勝った方が選べる)、手札を7枚取り、ポケモンを並べたらバトルスタート。
自分の番にポケモンにエネルギーカードを付けたり、トレーナーズのカードを使い、自分の場を形成。ワザを打つ、もしくはターンの終了を宣言すれば、自分の番は終了。次に相手のターンになります。
以降、これを繰り返して遊びます。相手のターン中は、基本的に相手のプレイが終わるのを待ちます。
カードの種類
先に少し触れましたが、具体的なカードの種類です。
まずは写真上段のポケモン。そして写真下段のエネルギーカードです。
ポケモンの右端は「ニューラ」の1進化ポケモン「マニューラ」ですが、進化系のポケモンはいきなり場に出すことはできません。必ず「たね」を出したあと、次のターンに進化ポケモンを重ねて進化させます。進化は2進化系まであります。
次にエネルギー。写真の「基本雷エネルギー」「基本草エネルギー」のように、「基本◯エネルギー」というカードが9種類あります。その他「ダブル無色エネルギー」のような「特殊エネルギー」もあります。
次にトレーナーズ。上記のカードは全て「トレーナーズ」ですが、カード右上に書かれている文字が異なります。
左上2枚は「グッズ」。こちらは1ターン以内なら複数のカードを使用してOK。右上の2枚は「スタジアム」。1ターンに1回しか出すことができませんが、場に様々な効果を働きかけます。
下段は「サポート」。人物が大きく書かれているカードは基本サポートです。カードをドロー(山札を引く)したり、相手ポケモンを入れ替えたり、場の進行を促進させる様々な効果を持ちます。グッズとは異なり、サポートは1ターンに1回しか使えません。
ワザの使い方
ポケモンのワザの使い方について、簡単に。ポケモンにエネルギーを付けてワザを使います。ワザのダメージや効果は、ポケモンの各カードに書かれているテキスト(文字)に従います。
例えばピカチュウのカードを見てみると、上のワザ「しっぽではたく」には白いエネルギーマークが一つ、付いています。これは
- ワザを使うにはエネルギーが一つ必要
- どの色(タイプ)のエネルギ1を付けても使える
ということを示しています。ピカチュウは雷タイプ(ポケモンはタイプを持っている)ですが、「しっぽではたく」ならば写真の草または悪エネルギーなど、雷エネルギー以外をつけても使えます。また「しっぽではたく」を使った場合、右横に書かれている数字、この場合は「10」のダメージを相手のポケモンに与えます。
一方、ピカチュウの下のワザ「でんきショック」には、雷のマークと白色のマークが付いています。これは
- ワザを使うにはエネルギーが2つ必要
- その内の一つは雷エネルギーでなければならない
ということを示しています。例えばピカチュウに雷エネルギーと草エネルギーを一つずつつけて、はじめてワザ「でんきショック」を使うことができる、ということです。
勝敗の付け方
勝敗の付け方はいくつかパターンがあるのですが、基本的には「サイドを6枚取ること」です。
ゲームのはじめにデッキから手札を7枚取り、のちに同じくデッキからカードを6枚、プレイヤーの左側に並べます。これが「サイド」です。
ポケモンのワザを使って相手にダメージを与えていき、相手バトルポケモンのHP(体力)が0になればそのポケモンはきぜつ。サイドを1枚取ることができます。これを繰り返し、先に6枚のサイドを取りきったプレイヤーの勝ちです。
なおポケモンを倒して取れるサイドは基本1枚ですが、「ポケモンEX」「ポケモンGX」という強力なポケモンを倒した時には、サイドを2枚取ることができます。また他のケースで勝敗がつくパターンもあるのですが、本記事では基本の説明なので、ここでは割愛します。
どんな商品があるの?
以上がポケモンカードの簡単な概要と、基本的な遊び方。で、ポケモンカードを遊ぶためにはやはりブツがいるわけです。ここではどんな商品があるのか?ということをご紹介。
一般的に良く見かけるのは「拡張パック」。これは1つ税抜150円~のパック。これにはランダムでポケモンやトレーナーズのカードが5枚入っています(価格・収録枚数は拡張パックによって異なります)。
「あたり」のカードが出れば強いポケモンと出会えるのですが、これはデッキを「拡張」するためのものなの。これだけで60枚デッキを作ることはできません。
手っ取り早くポケモンカードの対戦を行う場合には、構築済みの60枚デッキの購入が考えられます。ダメカンや各種マーカーなどもセットになっているので、二つ買えばすぐに兄弟・親子などで対戦ができます。
![](https://manga.ko-ta21.net/wp-content/uploads/2018/07/IMG_2050-160x90.jpg)
現在どのような構築デッキがあるか、ということについてはこちらの記事をご覧ください。
よくわからない、という場合は、「スターターセット伝説『ソルガレオGX ルナアーラGX』」を2つ買うか、もしくは「スターターセット伝説『ソルガレオGX ルナアーラGX』」と「スターターセット改造 カプ・ブルルGX」を1つずつ買う、という組み合わせがオススメです。
なお必ずしもこれを買わなければならない、というわけではありません。オークションやカードショップのシングル買いなどでコツコツ、カードパーツを集める方法もあります。下記ページも参考にしてみてください。
![](https://manga.ko-ta21.net/wp-content/uploads/2018/07/screenshot.jpg)
その他、「デッキビルドBOX」や「プレミアムトレーナーボックス」など、強力なカードをピンポイントで揃えられるセットも発売されています。
![](https://manga.ko-ta21.net/wp-content/uploads/2018/01/db-box-eyecatch-160x90.png)
![](https://manga.ko-ta21.net/wp-content/uploads/2017/11/pt-usm-box-eyecatch-160x90.png)
どこで遊べるの?
家庭内や友だち同士で遊んだあとは、知らないポケカプレイヤーと遊んでみましょう。ポケモンセンターや各種カードショップなどで、ポケモンカードの対戦会「ポケモンカードジム」が開かれています。詳しいスケジュールはポケモンカード公式のイベントページをご覧ください。
なお参加にあたって注意したいことなどを下記ページにまとめています。
![](https://manga.ko-ta21.net/wp-content/uploads/2018/07/IMG_1411-160x90.jpg)
![](https://manga.ko-ta21.net/wp-content/uploads/2018/07/IMG_1477-160x90.jpg)
2017年に書いた記事なので少し古い部分もありますが、イメージは持ってもらえると思います。
まとめ
以上、初心者の方向けに「ポケモンカードってどんなゲーム?」をまとめてみました。思ったより長くなってしまった…。ポケモンカードをはじめてみたい、けどよくわからない、という方の参考になれば幸いです。
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