ポケモンカード拡張パック「超爆インパクト」のポケモンGX・PSをチェック

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9月7日発売のポケモンカード拡張パック「超爆インパクト」から、ポケモンGX・プリズムスターをチェックします。

パッケージのメインを飾るのは、人気ポケモン・ルギア。ポケモンカードの中でも、要所要所で重要な活躍をします。そしてその後ろには、ウルトラビースト・ズガドーンの姿が。

本記事ではポケカ公式の情報を元に、新しいポケモンGX・プリズムスターを紹介します。

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ルギアGX

拡張パック「超爆インパクト」のパッケージポケモン「ルギアGX」。「ひかるるギア」とGXスタートデッキのプロモを経て、初のGX化です。


  • たね
  • 無色タイプ
  • HP190
  • 逃げエネ:2
  • 弱点:雷
  • 抵抗力:闘

サイコキネシス(30ダメージ+)
エネルギー:無無無
相手のバトルポケモンについているエネルギーの数×30ダメージを追加。

わだつみのやいば(170ダメージ):
エネルギー:無無無無
次の自分の番、このポケモンは「わだつみのやいば」が使えない。

ロストパージGX
エネルギー:無無無
相手のバトルポケモンとついているすべてのカードを、ロストゾーンに置く。


HP190の「ルギアGX」。無色タイプですが、「ひこうタイプ」なので闘抵抗・雷弱点。闘タイプに強く出れるのがメリット。

上ワザ「サイコキネシス」は、基本の打点が30ダメージ。さらに、相手バトルポケモンに付いているエネルギーの数×30ダメージを追加します。エネルギーを3つ必要とするのに対し、相手に2つエネルギーが付いていても90ダメージ、というのは少し物足りない?

下ワザ「わだつみのやいば」はノーコストで170ダメージ。次の番に同じワザは使えませんが、いれかえる手段を工夫すれば連発も可能?最近は160ダメージを出すポケモンはいますが、巣でHP170をワンパンできるのは強いですね。こだわりハチマキ込で200ダメージまで見れます。

そしてGXワザ「ロストパージGX」は、相手バトルポケモンと付いている全てのカードを、なんとロストゾーンへ送って再利用不可にしてしまう、初のロストゾーンワザ。強力なんですが、ちょっと使い所が難しそうですね。

おもしろい性能を持っているルギアGXですが、エネコストが高いのがやや難点か。ダブル無色エネルギーはもちろん、エネをすばやく付ける手段に工夫が必要です。やっぱり先行とってカキ?

ズガドーンGX

ひさびさのウルトラビースト枠ポケモンGX「ズガドーンGX」。炎タイプのウルトラビーストはズガドーンが初、です。


  • たね
  • 炎タイプ
  • HP180
  • 逃げエネ:2
  • 弱点:水
  • 抵抗力:無し

さくれつバーナー
エネルギー:炎エネルギー1つ
相手のバトルポケモンをやけどとこんらんにする。

ビックリヘッド(50ダメージ×):
エネルギー:炎炎
自分の場のポケモンについている炎エネルギーを好きなだけロストゾーンに置き、その枚数×50ダメージ。

バーストGX
エネルギー:炎
自分のサイドを1枚トラッシュし、そのカードがエネルギーなら、自分のポケモンにつける。


えー、テキストにびっくりするようなことしか書いていません(笑)。ズガドーンGX。

上ワザ「さくれつバーナー」は、エネ1つで確定やけど+こんらん。最低でも20ダメージは与えられ、かつこんらんで相手の動きを鈍らせる動きも。スタジアム「ヴェラ火山公園」や「虚ろの海」で、ダメージを増幅させたいところ。

下ワザ「ビックリヘッド」は、なんと炎エネルギーをロストゾーンへ送るワザ。大ダメージが期待できますが、炎エネルギーの回復は無理なので、終盤での使用が予想されます。

そしてGXワザ「バーストGX」。「自分のサイドを一枚トラッシュ」ですが、実質的に「サイドを取る」効果。そしてそのカードがエネルギーならば、エネ加速もできます。

こんな感じのズガドーンGX。実にトリッキーなポケモンです。公式では新しいスタジアムやノーマルタイプのアーゴヨンとの連携が紹介されていますが、期待される活躍ができるか?

ツボツボGX

まさかのGX化、草タイプの「ツボツボGX」です。イラストが地味すぎる(笑)。


  • たね
  • 草タイプ
  • HP170
  • 逃げエネ:1
  • 弱点:炎
  • 抵抗力:無し

特性:まもりのツボ
このポケモンは、ついているエネルギーが2個以下の相手のポケモンから、ワザのダメージを受けない。

さんばいどく:
エネルギー:無色エネルギー1つ
相手のバトルポケモンをどくにする。このどくでのせるダメカンの数は3個になる。

まきつくGX(40ダメージ)
エネルギー:無色エネルギー1つ
相手のバトルポケモンをマヒにする。


地味、とにかく地味!しかし地味ながらもキラリと光るものがあるツボツボGX。

注目はやはり特性「まもりのツボ」。エネルギーを3個以上つけないと、ツボツボGXにダメージを与えることはできません。動画でも紹介されていますが、ゾロアークGXやマッシブーンGXは、ちょっとツライ状況になりますね。

ワザ「さんばいどく」は、ダメージはありませんが相手をどく状態にし、さらにその効果を3倍にするワザ。「まもりのツボ」で攻撃することのできない相手を、じわじわと苦しめます。

GXワザ「まきつくGX」はエネルギー1つで40ダメージ、さらに確定マヒの効果。特性と組み合わせて相手を足止めします。

といった感じでとても地味なツボツボGXですが、エネルギーの色を選ばないのでどのデッキにも入り、その能力で自分の場を形成する手助けとなる役割が期待されます。

とは言え、新スタンダードレギュレーションになって、デッキに採用されるグズマの枚数が増えそうな感じ。どく・マヒ・まもりのツボがどこまで有効的に使えるか…?

スイクンGX

BW・XYではEX化されず、ながらくノーマルポケモンとしてのみの登場だったスイクン。待望のGX化です。


  • たね
  • 水タイプ
  • HP180
  • 逃げエネ:2
  • 弱点:草
  • 抵抗力:無し

特性:げんえいのかぜ
このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使える。このポケモンと、ついているすべてのカードを、自分の山札にもどして切る。

キュアストリーム(120ダメージ):
エネルギー:水水無
次の相手の番、このワザを受けたポケモンが使うワザのダメージは「-30」される。

ブライニクルGX(150ダメージ)
エネルギー:水水無
このポケモンをベンチポケモンと入れ替える。


一見、何の意味があるかわからない特性「げんえいのかぜ」。要は「ダメージを170まで負っても、ベンチにれば山札に戻ってキャンセルできる」、ということですね。

ワザ「キュアストリーム」はプリキュアっぽいワザ名。それはどうでもよくって、120ダメージにプラスして、相手の攻撃力を下げる効果。しかしエネルギーが重たい、打点が低い、自分にかかる効果ではないということで、やや迫力不足。

GXワザ「ブライニクルGX」。ブ、ブライニ…なんですて?ちょっとなじみの無い言葉ですが、一応意味はあるようで。

150ダメージに加えてスイクンをベンチに下げるワザ。次のターンにグズマされなければ、特性「げんえいのかぜ」でドロンできます。うーん、これも地味だな(笑)。

バンギラスGX

サン&ムーンですでに登場済みのバンギラス。「超爆インパクト」で待望のGX化。悪タイプファンが渇望する2進化GXです。


  • 2進化
  • 悪タイプ
  • HP250
  • 逃げエネ:3
  • 弱点:闘
  • 抵抗力:超

特性:ロストアウト
このポケモンのワザのダメージで、相手のポケモンがきぜつしたなら、そのポケモンと、ついているすべてのカードはトラッシュせず、ロストゾーンに置く。

あばれさじん(130ダメージ):
エネルギー:悪悪無
相手のベンチのたねポケモン全員にも、それぞれ30ダメージ。

スマックダウンGX(220ダメージ)
エネルギー:悪悪無
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。


「超爆インパクト」ではロストゾーンに関わる性能を持つポケモンが多数登場しますが、このバンギラスGXもその一体。

特性「ロストアウト」により、バンギラスGXにきぜつさせられた場合は、ポケモンと全てのカードはロストゾーン行きになります。

つまり、ポケモンやエネを再利用できないということですね。これはレスキュータンカなどで進化系を拾うタイプのデッキには、相当厳しそう。

ワザ「あばれさじん」は130ダメージと中打点ですが、相手のたねポケモン全員にもダメカンを30のせることができるので、じわじわと相手を追い詰めることができます。っていうかベンチできぜつしてもロストゾーンに行くのか…。

GXワザ「スマックダウンGX」も、効果を計算せずに220ダメージと、大抵のポケモンはワンパンできる威力。エネも意外と軽めなので、余裕でロストゾーン送りにされそう。強いと思います。

セレビィプリズムスター

草タイプのプリズムスター「セレビィプリズムスター」。HP90は意外に高い。


  • たね
  • 草タイプ
  • HP90
  • 逃げエネ:1
  • 弱点:炎
  • 抵抗力:無し

ときのひずみ:
エネルギー:無色エネルギー1つ
自分のベンチの進化しているポケモンを好きなだけ選ぶ。その後、選んだポケモン全員の上から、それぞれ「進化カード」を好きなだけはがして退化させる。はがしたカードは、手札にもどす。

やどりぎのタネ(20ダメージ)
エネルギー:草エネルギー1つ
このポケモンのHPを「20」回復する。


セレビィらしい、巻き戻しワザを持って登場のセレビィPS。

上ワザ「ときのひずみ」は、自分のベンチの進化ポケモンを好きなだけ選び、退化させることができます。

これは「進化した時に発動する特性」を持っているポケモンと組ませるといいんでしょうね。パッと思いつくところではゲッコウガGXとかエンニュートとか。

相手の手札に干渉するカードが少ないSM環境では、セレビィPSを止めることが難しいケースがあるやもしれません。

ルザミーネプリズムスター

サポートからルザミーネのプリズムスターが登場。「オーホッホッホッ!」という雄叫びが聞こえてきそうなイラストです。

テキストは、

「このカードは、相手のサイドの残り枚数が3枚でなければ使えない。

次の相手の番、自分の「ウルトラビースト」全員は、相手のポケモンからワザのダメージを受けない。」

アンチ・ウルトラビースト的なカードも登場する中、強力にウルトラビーストを後押しする性能を持つ、ルザミーネPS。

これ、ちょっと強すぎない…?相手のサイドが3枚の時にしか使えませんが、無敵のウルトラビーストを作ることができます。

発動条件がやや厳し目ではあるものの、一発逆転の道筋を作るサポート。ウルトラビーストがメインのデッキには入れておきたいところ。

もちろんルザミーネファンは、何枚持っていても腐らないよ!

ヒートファクトリープリズムスター

サンダーマウンテンPS・ライフフォレストPSに続き、今度は炎タイプに有利なスタジアムがプリズムスターで登場。

効果は「おたがいのプレイヤーは自分の番ごとに1回、自分の手札にある炎エネルギーを、1枚トラッシュしてよい。トラッシュした場合、自分の山札を3枚引く。」というもの。

基本炎エネルギーが入っているデッキならば、エネトラッシュと引き換えに3枚ドローができる、というとても実用的なスタジアム。場の形成の促進を手助けします。

まとめ

以上、ポケモンカード拡張パック「超爆インパクト」から、ポケモンGX・プリズムスターのご紹介でした。

今回はポケモンGXが5種、プリズムスターが3種と、1BOXでは絶対に集まらない構成。お財布に厳しい拡張パックです。

個人的に注目なのは、やはりバンギラスGX。見た目のスペック以上に、相手のカードをロストゾーン送りにする効果がデンジャラスです。

意外だったのは、ルギアGXをサポートする機能を持つカードが登場しなかったこと。無色タイプに有利なポケモンやトレーナーズが出るかな?と思ったのですが、今回はありませんでしたね。次回以降の強化拡張パックに期待。

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