ポケモンカードの拡張パック「ミラクルツイン」に収録のカードから、ポケモンGXをチェックします。
パッケージを飾るのは、人気のヤツラが手を組んだ「ミュウツー&ミュウGX」!これは期待が高まります。
ミュウツー&ミュウGX
ミュウツーとミュウが夢のタッグ!な「ミュウツー&ミュウGX」。ザ・超ポケモンです。
- たね
- 超タイプ
- HP270
- 逃げエネ:2
- 弱点:超
- 抵抗力:無し
特性:パーフェクション
このポケモンは、自分のベンチまたはトラッシュにあるポケモンGX・EXが持っているワザを、すべて使える。(ワザを使うためのエネルギーは必要。)
ミラクルツインGX(200ダメージ):
エネルギー:超超無+
追加でエネルギーが1個ついているなら、自分のポケモン全員のHPを、すべて回復する。
なんと通常ワザを持たない、初のポケモンGXであるミュウツー&ミュウGX。特性パーフェクションで、自分の場・トラッシュのポケモンGXのワザをコピります。
何がメリットか。例えばレシリザがメインの炎デッキで、相手が水デッキの時。レシリザはトラッシュに送って、ミュウツー&ミュウGXに炎エネを付けて弱点回避したり。または1進化・2進化のポケモンをトラッシュに送って、サクッと進化系のワザを使ったり。いろいろ考えられますね。
GXワザ「ミラクルツインGX」は超エネ2つとダブル無色エネルギーで追加効果も発動可能。が、オマケみたいなもんですね。パーフェクションでどんなワザをコピるか?がこのポケモンのおもしろみ。
ヤドン&コダックGX
あらカワイイw。すっとぼけた顔の2体がタッグを組んだ「ヤドン&コダックGX」です。
- たね
- 水タイプ
- HP250
- 逃げエネ:2
- 弱点:草
- 抵抗力:無し
ぽいぽいスプラッシュ(40ダメージ×):
エネルギー:水水
自分の手札にあるサポートを好きなだけトラッシュし、その枚数×40ダメージ。
どきどきタイムGX(10ダメージ+):
エネルギー:水水+
コインを1回投げオモテなら、100ダメージ追加。追加で水エネルギーが6個ついているなら、このワザで投げるコインの数は10回になり、オモテの数×100ダメージを追加。
ヤドンやコダックの通常カードを彷彿とさせる、ユニークなワザを持つヤドン&コダックGX。
ワザ「ぽいぽいスプラッシュ」は、手札からトラッシュしたサポートの数×40ダメージ。新サポート「カスミのおねがい」とラプラスの特性「マーメイドコール」で、一定数のサポートは確保できそうですが、さて…。
GXワザ「どきどきタイムGX」は、基本10ダメージ or 110ダメージ。ついている水エネルギーが8枚ならば、マックス1,010ダメージ!
…ネタ枠やんけ!でもチビッコたちと遊ぶ時に使ったらめっちゃ楽しくなりそう。
メガヤミラミ&バンギラスGX
まさかSMに入ってからメガ進化のポケモンが登場するとは!な「メガヤミラミ&バンギラスGX」。HP280が新しい。
- たね
- 悪タイプ
- HP280
- 逃げエネ:4
- 弱点:闘
- 抵抗力:超
グリードクラッシュ(210ダメージ):
エネルギー:悪悪悪悪無
このワザのダメージで、相手のポケモンGX・EXがきぜつしたなら、サイドを1枚多くとる。
ギガフォールGX(250ダメージ):
エネルギー:悪悪悪悪無
追加でエネルギーが5個ついているなら、相手の山札を上から15枚トラッシュする。
えーとね、コメントむずかしいな(笑)
ワザ「グリードクラッシュ」は、通常の1進化GXぐらいならワンパン、さらにサイドを1枚余分に取れる、という大技。ぶっちゃけ、カプ・テテフGXとかデデンネGXを2回倒せばバトル勝利!になります。
GXワザ「ギガフォールGX」も、破壊力抜群の250ダメージ。さらに追加エネルギー条件を満たしていれば、相手山札を15枚トラッシュ!サイド取得・山札切れ両方面から勝利が狙えます。
…とは言え、言うまでもなく必要エネが重い重い。まっとうな方法では最低5エネを付けられないでしょう。公式ではバトルシャトレーヌ方式が紹介されていますが、さて。
ラティオスGX
タッグチームで登場したラティオスが、今度は単品で登場な「ラティオスGX」。ドラゴンではなく超タイプです。
- たね
- 超タイプ
- HP170
- 逃げエネ:無し
- 弱点:超
- 抵抗力:無し
特性:パワーバインド:
自分の場のポケモンの数が4匹以下なら、このポケモンはワザが使えない。
タッグパージ(120ダメージ):
エネルギー:超無無
次の相手の番、このポケモンは「TAG TEAM」のポケモンからワザのダメージを受けない。
クリアビジョンGX:
エネルギー:超エネ一つ
この対戦が終わるまで、相手のポケモンはGXワザが使えない。
前弾でポケモンGXからワザを受けないケルディオGXが出ましたが、ラティオスGXはアンチTAG TEAM GX的な性能を持つカード。
特性は後回しにして、まずはワザ「タッグパージ」。超無無で120ダメージは可もなく不可もなく、といった性能。ですが追加効果で、次の相手の番にタッグチームGXからワザダメージを受けなくなります。これは結構イケてる効果。
そしてGXワザ「クリアビジョンGX」は、この対戦が終わるまで、相手ポケモンのGXワザを封じてしまうという、これまでにないテキスト。しかし自分もGXワザを使ってしまうので、要はそのゲームにおいて、GXワザを互いに無効にしてしまう、というイメージでしょうか。GXワザが戦略の要となるデッキには厳しい効果です。
なかなか強いテキストですが、そのバランスを取っているのが特性「パワーバインド」。自分の場にポケモンが4体いないとラティオスGXがワザを使えないという、マイナス効果を持ちます。これを消すためにアローラベトベトンや無人発電所を採用する、というのも一つの手。
ところでクリアビジョンGXを使ったあとに、相手がユリーカを使ったらどうなるんだろう。やっぱりジガルデGXはGXワザが使えないのかな?
プテラGX
グッズ「なぞの化石」から進化する初のGX「プテラGX」。闘タイプで登場。今回は雷弱点ではなく、草弱点です。
- 1進化
- 闘タイプ
- HP210
- 逃げエネ:無し
- 弱点:草
- 抵抗力:無し
特性:げんしのかぜ:
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手のたねポケモンが使うワザに必要なエネルギーは、無色エネルギー1個ぶん多くなる。
ロックスマッシュ(120ダメージ):
エネルギー:闘無無
ワイルドダイブGX(50ダメージ×):
エネルギー:闘エネ一つ
相手のバトルポケモンについているエネルギーの数×50ダメージ。
HP210、逃げエネ無しと、まずまずのスペックを持つプテラGX。バトル場にいれば働く特性「げんしのかぜ」で、たねポケモン限定ですが相手のワザを妨害するという効果も。
ワザ「ロックスマッシュ」はダブル無色対応で120ダメージと中打点。ディアンシーPSと組み合わせればHP130族もワンパン。
GXワザ「ワイルドダイブGX」は闘エネ一つで使えますが、バトルポケモンに付いているエネルギーの数によるので、相手を選びます。とは言え、ピカゼクをワンパンできるのは驚異。
カイリューGX
ドラゴンストームで収録された「カイリューGX」。別のテキストを持つポケモンGXとしてミラクルツインに収録されました。
- 2進化
- ドラゴンタイプ
- HP250
- 逃げエネ:3
- 弱点:フェアリー
- 抵抗力:無し
ドラゴンクロー(130ダメージ):
エネルギー:水雷無
てんくうのさばき(270ダメージ):
エネルギー:無無無無無
このポケモンについているエネルギーを、3個トラッシュする。
マッハデリバリーGX:
エネルギー:無色エネ一つ
自分の手札が10枚になるように、山札を引く。のぞむなら、山札を引く前に、自分の手札を好きなだけトラッシュする。
上ワザ「ドラゴンクロー」は連発可能な130ダメージ。水エネと雷エネを要求されますが、ミラクルツインに同時収録されているカイリューの特性「ハリケーンチャージ」を使えば解決。
下ワザ「てんくうのさばき」はなんと270ダメージ!タッグチームGXも素でワンパン。要求エネが5つ、使用後にエネ3つトラッシュというデメリットはありますが、トリプル加速エネルギーを使えば解決。
GXワザ「マッハデリバリーGX」は、自分の手札を10枚にするドロー効果。2進化で使いたいワザではないかもしれませんが、エネや進化ポケモンなどキーカードが引けない時に。このカイリューGX、結構強くない?カイリューでデッキ組んでみたいですね。
まとめ
以上、ポケモンカード拡張パック「ミラクルツイン」から、ポケモンGXのご紹介でした。
タッグチームGX3種・GX3種が収録されたミラクルツイン。ミュウツー&ミュウGXは文句無しの強さですが、特性対策をされちゃうとちょっとツライところ。個人的にはカイリューGXをカイリューと組み合わせて、デッキを作ってみたいですね。プテラGXもおもしろそうです。
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