【漫画さっくりレビュー】「怪異と乙女と神隠し」1巻

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「これは私、緒川菫子と 口の減らない友人・化野蓮の、 ささやかな友情と別れに関する記録だ」

現代に起こる怪異をミステリー仕立てで描く、ぬじま氏の漫画「怪異と乙女と神隠し」第1巻。

書店で働く緒川菫子(おがわ・すみれこ)は、誕生日プレゼントに『「逆万引き」の本』をもらう。

文字通り、盗まれるのではなく「本が増えている」という逆万引き現象。監視カメラに犯人の影も形も映っていない、いつ・誰が・何故・どうやって置いていったのか、一切不明。

そんな出所不明の不気味な本『「逆万引き」の本』を家で読みだした菫子。その体にはある異変が起き、彼女はそのまま失踪してしまう

その彼女の異変に『「逆万引き」の本』が絡んでいる、と見抜いた同僚・化野蓮(あだしの・れん)。姿を消した彼女を追い、その身に起こった異変を解消しようとするが…?

以上が「怪異と乙女と神隠し」序盤の展開。化野蓮は何やら特殊な能力と背景を持っているようなのだが、それは現時点では不明。一方の菫子は怪異がもとで特殊体質に。そんな二人が都市伝説風味のオカルトな事件に関わっていく、という物語。

ジャンルとしては一応オカルト・ホラーに属する漫画だが、まったく怖くない(笑)。が、別にそれが悪いというわけではなく、コミカルさとライトなホラー感がいい感じでミックスされていて、なかなか面白い

また作者・ぬじま氏の安定した作画とカワイイ女の子たちも、ホラー漫画らしからぬ魅力。サービスシーンが多いのもとても良い。特にボリューム満点のナイスバディを誇るマロ眉のヒロイン・菫子がいい味を出している。怖い漫画はちょっと苦手、という人でも安心して楽しめる(多分)、新感覚の都市伝説ホラーだ。

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