【漫画さっくりレビュー】「裏バイト:逃亡禁止」1巻

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近年、大きなヒット作の出ていないホラー漫画界において、スマッシュヒットとなっている期待の星。田口翔太郎氏の「裏バイト:逃亡禁止」1巻レビュー。

黒領ユメと白浜和美。訳あってお金が必要な二人の女性が、短期間で異様な高額報酬を約束された「裏バイト」に従事。恐怖の体験をしていく、というホラー漫画。

高額報酬ってどれぐらいよ、と言うと、これが想像を一桁も二桁も超える額。例えば森のリゾートレストランを舞台にした第一話「ホールスタッフ」。そこで主人公の二人は泊まり込みの接客係として働くのだが、その時給は15,000円。

15,000円!

「日給」じゃないよ!「時給」だよ!しかも仕事内容は至って普通。

しかし普通じゃないのが「裏バイト」。高額時給は当然ワケあり。レストランで寝泊まりするようになってから、和美は「森の中で不気味な女性(のようなもの)」に出会う夢を見るように。果たしてその夢の意味するものは…?

一方のユメは、実は怪奇現象の前兆が「ニオイ」で分かる不思議体質。危険が近づいてくると「クサイクサイクサイクサイ…」と危険を察知。その能力のおかげで、リゾートレストランの恐怖から脱出した二人。裏バイトで稼いだ金額は…

  • ユメ:時給15,000円×出勤時間6.0時間×出勤日数10.0日=計900,000円
  • 和美:時給15,000円×出勤時間6.0時間×出勤日数10.0日=計900,000円

と、二人ともそれぞれ10日間の出勤で90万円をゲット。

90万円!(もういいってw)

第一話「ホールスタッフ」で二人がどんな恐怖に出会ったか?は本編でお楽しみを(知っちゃうと面白くないからね)。その後和美は、ユメの力を上手く使えば、ハイリスク・ハイリターンの裏バイトがローリスク・ハイリターンになるんじゃね?と、彼女にコンビを組むことを提案

以降、協力して裏バイトに臨むことになった二人が、いわくつきのビルの深夜警備、指定の荷物を期日以内に届ける個人配送業、怪しげな投薬実験への参加、など数々の恐怖案件にチャレンジしていくことに

これが「いい感じの怖さ」があって、なかなか面白い!作中で取り扱われる恐怖案件も都市伝説的なオカルト風味で、飽きのこない作り。漫画「裏バイト:逃亡禁止」、最近ちょっとおもしろいホラー漫画読んでないなー、という方にオススメしたい一作。

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