【初心者向け】ポケモンカード、テキスト解釈のポイント

この記事は約8分で読めます。

ポケモンカード初心者向けの記事です。

ポケモンカードの各カードに書かれている、特性やワザのテキストを、正しく読めているか?というお話。

テキストって、実際のプレイでは判断に迷うことがありますよね。

例えば、特性「バンデットガード」を持つフーパが、ジャラランガGXの「ひきさく」で攻撃を受けた時、果たしてダメージを与えられるのか?

ポケモンGX・EXからワザのダメージや効果を受けない特性「バンデットガード」と、相手バトルポケモンにかかっている効果を計算しない「ひきさく」。

相反するテキストですが、その結果は果たして?

そんなテキストに関する疑問のあれこれ。これまでの経験から、間違えやすいポイント、勘違いしやすいポイントについて、まとめてみました。

【追記】
記載内容を、2018年9月1日からのスタンダードレギュレーションにあわせて、変更しました。

スポンサーリンク

「ダメージ」と「ダメカンをのせる」の違い

相手ポケモンにダメカンをのせるには、「○○ダメージ(をあたえる)」と「ダメカンを◯個のせる」の2種類があります。

例えば強化拡張パック「フェアリーライズ」に収録のシャンデラ。

上のワザ「のろいのしずく」は、ダメカンを相手にのせるワザ。下のワザ「いたみのらせん」は、相手にダメージを与えるワザです。

さてシャンデラに相対するのは、前のターンでワザ「さくらしぶき」を使ったサクラビスだったとします。サクラビスは「さくらしぶき」のテキストにより、次の相手の番に進化ポケモンからワザのダメージを受けません。

シャンデラは進化ポケモン。なのでワザ「いたみのらせん」では、サクラビスにダメージを与えることはできません。

ですが「のろいのしずく」では、サクラビスにダメカンをのせることができます。これは「ダメカンをのせる」が「効果」と見なされるから、です。

ちなみに相手にかかっている効果が「ワザも効果も受けない」であれば、いずれも防ぐことができます。逆に「効果を受けない」であれば、上記とは反対の結果になります。

このように、ワザのテキストが攻撃なのか効果なのかによって、結果が分かれる場合があります。双方のテキストを理解し、判定を間違えないようにしましょう。

ほこたて問題

相対するカードで、矛盾した内容が書かれている時があります。例えば特性「バンデットガード」を持つフーパとジャラランガGX。

バンデットガードは、相手GX・EXからワザのダメージや効果を受けないというテキスト。よってジャラランガGXの攻撃は、フーパにダメージを与えることができないと考えられます。

しかしジャラランガGXのワザ「ひきさく」は、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しないワザ。

一方はワザのダメージを受けない。もう一方は相手にかかっている効果を無視する。果たして結果は?

この場合、ジャラランガGXはフーパにダメージを与えることができます。「(影響を受けない、という)効果」と「効果を無視する」では、後者が優先されると考えられます。効果を無視するワザは「貫通ワザ」とも呼ばれます。

これはジャラランガGXの相手が、特性「フラッシュヘッド」を持つデンジュモクGXでも有効。

ジャラランガGXに特殊エネルギーが付いている場合でも、ワザ「ひきさく」であれば、フラッシュヘッドの効果を無視して、デンジュモクGXにダメージを与えることができます。

ちなみに貫通ワザは「ダメージをマイナスする」といったケースでも有効。

例えばポケモンのどうぐ「鋼鉄のフライパン」が付いている鋼ポケモンに、「ひきさく」を使った場合。通常であればダメージは、鋼鉄のフライパンの効果により「-30」されます。

ですが「ひきさく」は相手にかかっている効果を計算しないので、鋼鉄のフライパンの効果は無視されることになります。

このような貫通ワザの解釈は、ポケカ公式のQ&Aを「ひきさく」などで検索すると、より理解を深められるでしょう。

山札は非公開情報

テキストの解釈に役立つのが「山札」と「トラッシュ」への理解。

覚えておきたいのは、「山札は非公開情報である」「トラッシュは公開情報である」ということ。…ちょっとわかりにくいですか?

平たく言うと、山札には何が入ってるかわからないよね、でもトラッシュには何があるかわかってるよね、です。

慣れている人と対戦すると、「ハイパーボール使います。(山札を確認して)何も持ってきません」というケースにであいます。これは俗に「空打ち」と呼ばれる行為です。

山札にはポケモンがあるかないかわからない(デッキの持ち主は知ってるけど)、という前提なので、建前上は「探したけど無かったから持ってこないよ」という行動を取っても良い、という解釈です。またハイパーボールの空打ちを連続することも可能です。

より詳しい理解としては「上級プレイヤー用ルールガイド」の「Ⅰ遊びかた説明書の補足」より「H 山札」が参考になります。

ルール | ポケカ公式
ポケモンカードゲームの遊びかた、商品、イベント情報などをお届けする公式サイト。

カードのテキストにおいて、山札から特定のカードを選ぶことを指示された場合は、指定枚数、または指定枚数より少ない枚数を選ぶ、かつ0枚選択もOK、ということです。

ただしサポート「マオ」のように、「好きなカードを◯枚選ぶ」という時は、最低1枚を選ぶ必要がります。

山札から「ポケモン」や「グッズ」を選ぶ、のように、種類の指定がある時は、0枚選択が可能です。

ですが「好きなカード」のように種別の指定が無い場合は、最低1枚以上を選ぶ必要があります。

トラッシュは公開情報

一方、トラッシュは公開情報です。なのでトラッシュのカードに関する処理をする時は、山札の時と区別する必要があります。

例えばエネルギー回収。テキストは「自分のトラッシュにある基本エネルギーを2枚、相手に見せてから、手札に加える。」ですが、

  • トラッシュに基本エネが2枚以上ある→必ず2枚拾う
  • トラッシュに基本エネが1枚のみ→1枚だけ拾う
  • トラッシュに基本エネが無い→カードは使えない

といった裁定になります。

テキストの指定が「2枚~(中略)~手札に加える」なので、トラッシュに2枚以上ある場合は必ず2枚を拾う必要があります。1枚だけ、は選択不可です。

またトラッシュに基本エネが無い場合は、「カードの効果が発動できない」ということが判明しています。よって、そもそもエネルギー回収を使うことができません。

これはワザ「フラワーサプライ」を持つラランテスGXでも同様。草エネルギーが2枚以上トラッシュにあるならば、必ず2枚を、自分のポケモンに付けなければなりません。1枚だけ付ける、または付けない、という選択肢は取れません。

ただし、トラッシュにエネが落ちていなくても、フラワーサプライ自体は使えます。その場合は相手に40ダメージを与えて、ワザの処理を終了します。

処理の順番。「その後」に注意

「○○をする。その後、△△をする」といったテキストの場合も注意が必要です。

例えばグッズ「まんたんのくすり」。

テキストは「自分のポケモン1匹のHPを、すべて回復する。その後、そのポケモンについているエネルギーを、すべてトラッシュする。」です。

では、ダメカンはのっているけどエネは付いていない、というポケモンは「まんたんのくすり」で回復できるか。

答えは「できる」です。

これはテキストの前半部分をまず処理し、後半部分は処理できないのでそこで終了、という解釈になるからです。

逆に、「その後」の前に書いてあることが実行できない場合は、そもそもテキストの内容が実行できません。

例えばラグラージの特性「パワードロー」。テキストは「自分の番に1回使える。自分の手札を1枚トラッシュする。その後、山札を3枚引く。」です。

この特性を使うには、自分の手札を必ず1枚、トラッシュする必要があります。手札が0枚の時はトラッシュできないので、「その後」の処理を行うことができない、つまり特性がそもそも使えないことになります。

このように「状況+処理の順」によってはテキストに書いてあることを実行できないケースがあります。特に「その後」の指定がある場合は、前後に書いてある内容をよく確認しておきましょう。

効果が無いと判明しているカードは使えない

上のエネルギー回収でも少し触れましたが、使う時に効果が無い、発動できない、と判明していることは、実行することができません。

例えば自分のベンチスペースをポケモンが全て埋めている時、ベンチにポケモンを1枚出す効果を持つネストボールを使うことはできません。効果が無い、とわかっているからです。

ただしバンデットガードを持つフーパに、ラランテスGXのフラワーサプライを打つ、といったような行動は可能です。

フーパは特性によりフラワーサプライのダメージは受けませんが、フラワーサプライの効果で、トラッシュの基本エネをベンチポケモンに付けることは可能です。

「手札から」に注意

テキストにはよく「手札から○○した場合」といった条件が付くことがあります。例えばカプ・テテフGXの特性「ワンダータッチ」。

ワンダータッチが発動するのは、テキストの通り手札からカプ・テテフGXを場に出した時。ネストボールで「山札から」直接ベンチに出した時は、ワンダータッチを使うことができません。

またグッズ「ふしぎなアメ」を使って2進化をした時も、「手札から」ポケモンを進化させたことになります(詳しくはテキスト参照)。

よって、例えば特性「ハザードしんか」を持つドクケイルを、ふしぎなアメでケムッソから進化させた時も、特性を発動することができます。

自分の行動が「手札」からなのか、またはそれ以外からなのか、を良く把握しておきましょう。

テキストの対象を確認する

テキストには多くの場合、「ダメージや効果の対象」が明記されています。

例えば「こだわりハチマキ」ならば、

「このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のバトル場の「ポケモンGX・EX」へのダメージは「+30」される。」

といったように、バトル場のポケモンGX・EXが対象であることがわかります。

例えばこだわりハチマキが付いたマッシブーンGXがジェットパンチを使った場合、バトル場へのダメージは+30されますが、ベンチのGX・EXへのワザダメージはプラスされません。

またワザ「ボルテージアロー」を持つレントラーの場合。テキストには「相手のポケモン1匹に、150ダメージ」とあります。ここから対象はバトル場だけでなく、ベンチでも対象になることが読み取れます。

もう一つ、「ひかるミュウ」のワザ「でんせつのみちびき」を見てみます。テキストは

「自分の山札にあるエネルギーを2枚まで、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。」

です。

よく読むと、ワザで付けられる対象は「エネルギー」。「基本エネルギー」ではないので、特殊エネルギーでも付けられることがわかります。

このようにテキストに書かれている「対象」には、細かな違いがあります。これらを理解しておくと、デッキ構築や戦術に大きなメリットが産まれるでしょう。

まとめ

以上、「【初心者向け】ポケモンカード、テキスト解釈のポイント」でした。基本の考え方を理解しておくと応用が効きます。迷った時のご参考になれば幸いです。

なおポケモンカードで不明な点はルールエキスパートに聞く、もしくは公式のお問い合わせを利用されることをオススメします。

特に公式ではフリーダイヤルが用意されているので、バトル中など急ぎの場合でも確認ができます。

お問い合わせ | ポケカ公式
ポケモンカードゲームの遊びかた、商品、イベント情報などをお届けする公式サイト。

コメント