【感想】「ハルロック」1巻ー女子大生+電子工作のゆるゆるコメディー

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あらすじ

幼いころは分解魔だった女子大生・向坂晴(さきさかはる)の趣味は電子工作。ドライバーを持つことも禁じられていた彼女は、高校時代に出会った部活顧問によって電子工作の道に目覚める。普通の女子大生として過ごして欲しい両親の心配をよそに、ハルは今日もちょっとピントのずれた電子工作に明け暮れる…。

感想

講談社モーニングで連載されていた女子大生+電子工作マンガ。「電子工作」と言っても全然身構える必要はありません。文系でも楽しめるゆるいコメディです。っていうか私も文系です。

花の女子大生(死語)であるハルの興味は電子工作オンリー。友人は秋葉原で友達になった小学生や大学でぼっちの女の子など。入院中である小学生のおばあちゃんをリハビリさせるために「地獄見せマシーン」を提案したり、ぼっち女子大生との何気ない会話から世界のぼっちを検索する「ぼっち・ザ・LED」を作ったり…。どこかズレているハルの発想に、思わず笑いがこみ上げます。

そして常識人であるハルの両親、特にお母さんとの掛け合いがおもしろい。女子の親として娘とオシャレな買物を夢見るお母さんですが、現実は秋葉原でのパンチのある買物に幻滅したり、ハンダで電子基板をいじるハルを見て活動の方向性を心配したり。お母さんとハルのギャップがまた笑いを誘う。でもお母さんちょっとかわいそう。

というわけで女子大生電子工作マンガ・ハルロック。超小型PC「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」なんかも登場して電子工作好きなら楽しめることうけあい。そうで無い方も安心してゆるい笑いを楽しめるコメディー漫画です。

「ハルロック」1巻の名言

日本をアレしたり世界をアレしたりする活動の一環じゃないわよね?

ハルが電子工作をする様子を不安げに見守るお母さんの一言。それは電子工作に対する偏見なのでは(笑)。

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